過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
↓ 1- 覧 板 20
395: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/06(土) 01:06:07.31 ID:f9qhEBN0o
気まずくもあって、はやりさんとはすぐさま離れ、小走りでホテルへと向かった
道中、はやりさんのことを考えていた
なぜ、思慮深いはずのはやりさんが、あんな言葉を使ったのか?
なぜ、はやりさんは、俺に棄権しろと言ったのか?
俺に、何か悪い部分があったのか?
いくら考えても分からなかった
俺は、この身体になってから、ずっとはやりさんのことばかり考えて生活してきた
仕事の時は、いつもは彼女らしくあろうと、そうやって振る舞ってきた
ミスだって沢山したし、恥ずかしい思いも、緊張した場面も、何度も味わってきた
俺は、そういう経験を通して、彼女のことを分かったような気になっていたのかもしれない
そんなのは、ただの俺の妄想だったのだろうか?
分からない
でも
『声が聴こえたんだ?』
ただ一つ、俺がしなくてはならないことは、俺がこの勝負を逃げることだけは、決してしてはならないってことだけだ
なら、明日のために、今の俺ができることは既に決まっている
607Res/551.90 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。