過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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55: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/02(火) 00:31:50.57 ID:MVeHCSPq0

受付の人を見る。頭皮が若干寂しくなりつつあるが、どうして中々、社会の荒波に揉まれ尽くした堅牢な雰囲気があった

社会的なヒエラルキーでは上位に位置するであろう、教育者といったところだ

俺の想像が正しければ、おそらく長野県の清澄高校の集会で、よく偉そうな口上を垂れ流している───

京太郎「……」

京太郎「校長っっ!!!?」

校長「うむ、いかにも私は絶好調だが」

京太郎「そっちの好調じゃないっ!?」

校長「まあ、いい。会員番号19937──おおっ、メルセンヌ素数だな!」

知らねーよ

校長「なるほど、最近入会した若い子がいると聞いていたが、君だったか。ええ……名前は、内木一大くん、か……?」

あっ、やべっ

校長「内木、内木……」ブツブツ

やべっ…やべっ…帽子の外から髪の毛出てるし、やべっ…こんなことなら、名前も考慮して男装してくんだった

京太郎「」ダラダラ

校長「副会長」ボソ

京太郎「っ!!」ビクッ

校長「……ふっ、若いな。マスク、サングラス、それに偽名までして」

あ、あれっ…なんかいい具合に勘違いしてくれてる?

校長「しかし、女装まですることはなかったのでは?」

京太郎「え、え〜と、そのー……趣味です!」

校長「こりゃたまげた…いや、若い人の趣味に首を突っ込むのは老人の悪い癖か。しかし、君の気持ちも分かるよ」

校長「私も若いころはそうだった。他人の目が気になるあまり、今の君の様にしてこの会合に参加したものだったよ」

知らんがな

校長「さあ、入りたまえ。そして、はやりんを遠くから一緒に応援しようじゃないか」

京太郎「は、はぁ…」

た、助かったのか…?、つーか、「はやりん」とかさすがに気持ち悪いです


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