過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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85: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/02(火) 01:08:34.65 ID:MVeHCSPq0
健夜「ねえ、聞いたよ。しばらく大会参加しないんだって。どこか悪いの?」
京太郎「ええと、その……実は、腱鞘炎になっちゃって」
健夜「ああ…なるほど」
良子「Oh…」
健夜「聞いた話だけど…あくまで聞いた話なんだけど。マッサージしたり、氷で冷やしたりするのが大事なんだって」
健夜「だけど、ただ適当にマッサージすればいいって話でもなくて、きちんとお医者さんにやり方を聞いた方がいいんだって」
健夜「あと、やっぱり一番なのは腕をなるべく使わないことに限るよね。まあ、これは聞いた話なんだけど」
京太郎「そ、そう。ありがとうね」
なぜ、同じことを三回も言う
良子「おや、そろそろ時間みたいですね。行きましょうか」
京太郎「そうだね」
健夜「よーし、子供たちに麻雀の厳しさをたっぷりと教えてあげるよ!」
京太郎「厳しさより楽しさを教えてあげようよ…」
良子「小鍛冶さんが本気になったら、子供たちにトラウマを植え付けてしまいますからね」
京太郎「ある意味、一生の思い出になるよ。まったく嬉しくない思い出だけど」
健夜「ゆ、夢ばっかり語るのは悪い大人のすることなんだよ!、私は、良き大人の見本として──」
良子「小鍛冶さん…」
京太郎「教えるのは下手そうだもんね…」
健夜「うぅ〜…そんなことないもん」
良子「ふむ…では、あなたの方はどうなのです?」
あなた?、俺のこと?
京太郎「大丈夫だよ、良子ちゃん。はやりはこう見えて、人に教えるのは得意なんだから」
良子「そうなのですか」
京太郎「うん」
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