過去ログ - 忠犬あさしお
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8: ◆zPnN5fOydI[saga]
2015/06/05(金) 13:19:16.88 ID:wX34OwfC0
鎮守府に戻り、朝潮が一番に向かうのは北上の部屋。ノックをすると、返事と共に北上が部屋から出てくる。

「北上さん、毛布、ありがとうございました」

北上は驚いた顔で朝潮を見る。

「あれ、私があげたって、言ったっけ?」

「いえ。でも、こういう親切をしてくれるのは、北上さんだけですから」

北上は照れ臭そうに、丁寧に畳まれた毛布を受け取る。

「北上さん、お世話になりました」

「はいよ」

そう言い残し、北上はドアを閉めた。北上の心には、妙な心地よさが残った。



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