過去ログ - 女生徒A「地面に埋まった」 女生徒B「… … …」
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◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/06/15(月) 21:25:51.05 ID:uUwGvNPt0
A(私は勢いよく部屋に入り、鍵を閉めてドアチェーンをかけた)
A(部屋の隅まで移動して…膝を抱えて…。 一人で、情けないくらい震えていた)
以下略
102
:
◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/06/15(月) 21:26:44.96 ID:uUwGvNPt0
A「だ、誰…?B…?」
ピ――ンポ―――ン
以下略
103
:
◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/06/15(月) 21:28:09.83 ID:uUwGvNPt0
… … …
カチャッ。
以下略
104
:
◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/06/15(月) 21:29:25.16 ID:uUwGvNPt0
A「怖かったよ、怖かったよおぉぉぉっ…」
B「他人から見ればどう考えても幽霊に抱擁されてる私のが怖いだろ。とにかくドアチェーン外して入れろ。人間の私じゃ通れん」
以下略
105
:
◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/06/15(月) 21:30:20.43 ID:uUwGvNPt0
B「目が合った、か」
A「うん…おじいさんの、幽霊。私の事、見えてた。あれがBのいう悪霊なんでしょ…?」
以下略
106
:
◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/06/15(月) 21:31:09.78 ID:uUwGvNPt0
A「… … … キョロキョロ」
B「そうびびるな」
以下略
107
:
◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/06/15(月) 21:32:08.35 ID:uUwGvNPt0
A「あ、あ、あ…っ…!!」
おじいさん「… … …」
以下略
108
:
◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/06/15(月) 21:33:11.59 ID:uUwGvNPt0
A「え… あ… え…?」
B「マンションの前にこのじーさんがいるから、妙だと思った。話を聞いたらそういう事らしくてな」
以下略
109
:
◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/06/15(月) 21:34:04.63 ID:uUwGvNPt0
A(私とBは、おじいさんの後をついていった)
A(ついていったと言っても、ほんの何分か。…あの踏切の前までくると、おじいさんは私とあった時みたいに、ベンチに腰かけて視線を踏切の方へ移した)
以下略
110
:
◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/06/15(月) 21:35:46.50 ID:uUwGvNPt0
B「もうじーさんも随分ここにいる。普通なら満足して成仏するか、それこそ悪霊になるか…。 でも、ずっと変わらないな、じーさんは」
おじいさん「はっはっは。… まだ儂は満足しておらんよ」
以下略
111
:
◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/06/15(月) 21:37:01.53 ID:uUwGvNPt0
A(その後。私とBは踏切を渡ったスーパーで買い物をして、また踏切を通って帰路についた)
A(踏切を超えたところにある、小さなベンチ。 …誰も座る事のない、そのベンチ。 おじいさんはそこで、私達に小さく手を振った)
以下略
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