過去ログ - 女生徒A「地面に埋まった」 女生徒B「… … …」
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◆l3y7Z.NoQU
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2015/08/02(日) 20:41:34.14 ID:SyP93AK30
B「お母さんは… なんの仕事を?」
A母「ま、そこの服みりゃわかると思うけどね。お水系よ。 結構売れててねー。休みがほとんどないのよ。仕事場、離れてるから近くで寝てこの家帰ってこないってのもザラだし」
以下略
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◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/08/02(日) 20:42:09.58 ID:SyP93AK30
C「…先輩のお母さんは… ホントに、自分のやっていた事を正しいと思ってるんスか?」
C「心の底から… それが、愛情だと、それが母親の責務だと、思ってたんスか…?」
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◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/08/02(日) 20:42:55.76 ID:SyP93AK30
B「… … …」
A母「あの子も他に趣味がなくてねー。可愛げないだろ?学校の物と塾のテキストくらいしかないじゃん。ははは」
以下略
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◆l3y7Z.NoQU
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2015/08/02(日) 20:43:42.02 ID:SyP93AK30
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◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/08/02(日) 20:44:33.61 ID:SyP93AK30
A母「あの子が生まれる前に旦那と別れてさ。ま、性格の不一致ってやつだけど。アタシが一人でずっと育ててきた子供だよ」
A母「ムカつく事もいっぱいあったけどさ。アタシも母親になるなんて柄じゃないし? でも暴力も振るわなかったし、育児放棄もしなかったよ」
以下略
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◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/08/02(日) 20:45:26.03 ID:SyP93AK30
A母「さっきから言ってるじゃん。仕事が忙しくてロクに会えなかったって」
A母「会える時間なんか限られてるんだからさ。そんなちゃんとした母親みたいな事、できなかったわけ」
以下略
315
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◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/08/02(日) 20:46:16.14 ID:SyP93AK30
C「Bさん…」
A「… … …」
以下略
316
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◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/08/02(日) 20:47:08.50 ID:SyP93AK30
A母「じゃあアタシにどうしろって!?あの子の墓の前に行って土下座でもしろっていうの!?…そんな事で済むならいくらでもするわよ!」
A母「… 何をすればよかったのよ…。 …アタシだって、アタシだって、子どもなんて欲しかったわけじゃない…! できちゃったものは仕方ないじゃない…!」
以下略
317
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◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/08/02(日) 20:47:58.42 ID:SyP93AK30
A母「何、言って…」
B「母親と目も合わせた事がなくて。育ての親が誰かすら分からなくて。 ずっと、ずっと生き方を彷徨っていたAの気持ちが、分かるんです」
以下略
318
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◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/08/02(日) 20:48:55.50 ID:SyP93AK30
C「Bさん… 怒ってる…?」
B「Aは… とんでもなくお節介で… 自分以外の誰かが困っていれば、すぐに手を差し伸べてしまう。 …なぜだかようやく分かった」
以下略
319
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◆l3y7Z.NoQU
[saga]
2015/08/02(日) 20:49:49.93 ID:SyP93AK30
A「… … … ありがとう… 私のために、泣いてくれて…。 …怒ってくれて…」
B「… … …」
以下略
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