過去ログ - 女生徒A「地面に埋まった」 女生徒B「… … …」
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59: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:14:54.51 ID:oGJauVLC0

B「それで、吹っ飛んだ身体がこの電柱にぶつかって、ってわけだな」

オッサン「じゃ、じゃあ、俺は…」

以下略



60: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:15:44.44 ID:oGJauVLC0

B「死んだヤツは時間の感覚がなくなって彷徨う事が多い。自分が死んだ事に気付けないなら、なおさら」

B「数か月、一年…あるいは、何十年もその場にいる事もある」

以下略



61: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:16:37.36 ID:oGJauVLC0

オッサン「ふざけんなよ…」

オッサン「死んだだなんだって人を呼んでおいて、今度は半年前だぁ…?馬鹿にするのも大概に…」

以下略



62: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:17:48.78 ID:oGJauVLC0

A「ねぇ、オジサン。オジサンの家って… ここから、近いの?」

オッサン「… … … ?」

以下略



63: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:18:46.49 ID:oGJauVLC0

A「決まりだね。B、そこに行って、家族の人に話聞いてみよう」

B「聞くって…何を」

以下略



64: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:20:00.53 ID:oGJauVLC0

A「2人とも、お願い。手を貸して」

B「… … …」

以下略



65: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:21:55.60 ID:oGJauVLC0

〜10分後〜


B「ここか」
以下略



66: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:23:06.65 ID:oGJauVLC0

妻「… あら?」

B「…どうも」

以下略



67: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:24:07.25 ID:oGJauVLC0

娘「思春期、っていうのかな。たった一年前の事なのに…なんかあの頃のあたしが、どうしようもなく憎たらしくって」

B「そうなんですか」

以下略



68: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:25:02.35 ID:oGJauVLC0

妻「家族の為に一生懸命に、主人は働いてくれていました。朝は早くに出て、夜は終電近くに帰ってきて…」

妻「だから、私も娘も…なんとなく主人と疎遠になってしまって」

以下略



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