過去ログ - 女生徒A「地面に埋まった」 女生徒B「… … …」
1- 20
67: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:24:07.25 ID:oGJauVLC0

娘「思春期、っていうのかな。たった一年前の事なのに…なんかあの頃のあたしが、どうしようもなく憎たらしくって」

B「そうなんですか」

以下略



68: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:25:02.35 ID:oGJauVLC0

妻「家族の為に一生懸命に、主人は働いてくれていました。朝は早くに出て、夜は終電近くに帰ってきて…」

妻「だから、私も娘も…なんとなく主人と疎遠になってしまって」

以下略



69: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:26:07.47 ID:oGJauVLC0

オッサン「…ごめんな… 愛華…真由子…」

オッサン「俺がもっと、しっかりしていれば…。 もっと、お前たちとしっかり向き合えていれば…!」

以下略



70: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:26:57.25 ID:oGJauVLC0

妻「…本当にごめんなさい。見ず知らずの貴方に、色々言ってしまって」

娘「お父さんの知り合いだったんだよね?…お父さん、きっと喜んでるよ。私達が来るより、ずっと…」

以下略



71: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:29:00.41 ID:oGJauVLC0

B「酒臭くて、口が悪くて。何かにつけて文句を言ってたな」

B「ようやく家族の話をしてくれた時も、やっぱり奥さんと娘さんの文句しか言っていなかった」

以下略



72: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:30:14.19 ID:oGJauVLC0

妻「… っ…!」

娘「ひぐっ…!!ぅ…!!」

以下略



73: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:31:12.54 ID:oGJauVLC0

娘「…お父さん…っ…」

妻「あなた…。 …本当に、今まで、ありがとう。… … …」

以下略



74: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:32:34.44 ID:oGJauVLC0

A「…あ…。B…」

B「…ん? … … …」

以下略



75: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:33:34.16 ID:oGJauVLC0

B「分かち合えないっていうのは、罪なものだな。それだけで憎みあって、傷つけあってしまう」

A「…そうだね…」

以下略



76: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:34:25.48 ID:oGJauVLC0

A(帰り道。すっかり暗くなった景色を見ながら、私は思った)

A(きっとBは、私が思うよりずっと…辛い経験をしてきたんだろう)

以下略



500Res/311.28 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice