13: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/06/07(日) 23:32:43.61 ID:iBL1VWWio
「プロデューサー……」
雪歩は確かに引っ込み思案ではあるけれど、その分周囲をよく見て気遣うことができる。
みんながそれにどれだけ助けられているか。
「それとも雪歩は、みんなこと信じられないか?」
「そ、そんなことないです」
「ならさ、みんなが信じてる雪歩のこと、信じてやってよ」
雪歩の芯の強さが、どれだけみんなを励ましているか。
「……はい。ど、どこまでできるかわかりませんけど、頑張ってみます」
「焦らず一歩ずつ、な」
雪歩の隣に腰かけてから、はじめて視線を合わせることができた。
いつもの笑顔を取り戻した雪歩は、夕闇迫る中、一際輝いて見えた。
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