過去ログ - にこ「部室で…」海未「その2です」
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1:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:01:16.30 ID:nbv6brtU0
にこと付き合い始めて一週間が経ちました。

告白する前のもどかしい空気とは違い、居心地がとても良いです。

好きな人の隣で過ごすという事はこんなにも心を満たしてくれるものなんですね。

自然と口元が緩み、表情が崩れていくのが自分でも分かるぐらいです。

……にこにどう思われているのか分かりませんが。

でも、そんなことは今の私にとって些細なことで気にしません。

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2:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:02:07.99 ID:nbv6brtU0
「ねぇ、海未ちゃん。」

「なんでしょうか?」

「さっきからずっと笑ってるけど何かいいことでもあったの?」
以下略



3:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:02:46.33 ID:nbv6brtU0
「そ、そう…。」

そう言って、身を預けるように私の方へ身体を寄せてきます。

こちらからは顔をよく見れませんが、ほんのり頬が赤く染まっていることを確認しました。
以下略



4:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:03:29.84 ID:nbv6brtU0
付き合う前は私が緊張で固まっていたのに今では逆です。

固まってしまったにこの身体をもっとこちらに寄せるよう肩を抱きます。

「な、何?海未ちゃん?」
以下略



5:名無しNIPPER
2015/06/08(月) 01:04:33.74 ID:nbv6brtU0
「し、してない……。」

段々と小さくなっていく声は、今のにこの心情をはっきりと映し出していました。

そんなにこの様子に私の心が騒ぎ出します。
以下略



6:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:06:03.92 ID:nbv6brtU0
にこの耳元に近づき、

「今は二人きりですよ。誰も見ていませんからもっと私に甘えてください。」

「え?あ………う、うん。」
以下略



7:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:11:07.99 ID:nbv6brtU0
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

あれからしばらくして、二人並んで寄り添いながら座っています。

にこは緊張が取れたのか落ち着いた表情で本を読んでいます。
以下略



8:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:12:24.96 ID:nbv6brtU0
「うん。たまにはこういうのもいいっと思って。」

正直、にこが小説を読むなんてイメージにないです。

失礼ですけどね。
以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:13:22.87 ID:nbv6brtU0
「えっと……。笑わない?」

笑う?なぜ内容を聞いて笑う必要があるのでしょう。

そんなにも言いたくないものなのでしょうか?
以下略



10:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:14:45.68 ID:nbv6brtU0
!?

恋愛ものですか!?

べ、別に動揺なんてしていませんよ?
以下略



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