過去ログ - にこ「部室で…」海未「その2です」
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11:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:15:35.07 ID:nbv6brtU0
「へ、へぇ……。それで何か分かりましたか?」
何故、私は自ら踏み込んでいくのですか!?
これ、もしかしたら地雷を踏むぐらいのものですよ?
12:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:17:03.74 ID:nbv6brtU0
にこの言葉が部室に響きます。
実際、響くほど大きな声を出したという事でもなく、むしろ小さな声で。
しかし、その言葉は私の中で大きく反響しています。
13:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:17:42.92 ID:nbv6brtU0
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
静まり返った部室。
時間はとてつもなく流れているような気がしますが、時計の針は無情にも進みません。
14:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:18:14.03 ID:nbv6brtU0
あぁ、もう!
可愛いですね!!
私の中で何かが切れる音がしました。
15:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:19:19.17 ID:nbv6brtU0
まずは先制です。
何故、質問をするのかは簡単なことです。
もし私の思い違いでにこが嫌がったりでもしたら……。
16:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:20:16.06 ID:nbv6brtU0
「…。」
こちらの思惑通り、こくりと頷きます。
そして覚悟を決めたようで、顔を上げ紅い瞳は私の顔を映し出します。
17:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:21:00.98 ID:nbv6brtU0
「いいですか?」
再度の確認。
にこの魅力に怯んだと言った方がいいでしょう。
18:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:21:43.51 ID:nbv6brtU0
熱い…。
緊張からか、身体が上手く動きません。
「海未ちゃん……。」
19:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:22:30.75 ID:nbv6brtU0
ここまでされてはもう逃げるわけにいきません。
こちらもにこを受け止め、覚悟を決めます。
そして、不意に浮かんだ言葉。
20:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:23:12.40 ID:nbv6brtU0
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
初めての口づけを交わし、私とにこの視線が絡み合います。
にこの真っ赤になっている顔。
21:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 01:23:58.95 ID:nbv6brtU0
「にこの初めて……あげちゃった。」
にこもですか。
……。
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