過去ログ - 【艦これ】淡々と艦これ百合を書いていく【安価】
1- 20
7: ◆ngCxH3SH2s[sage saga]
2015/06/09(火) 22:50:15.48 ID:AXq4P5gF0
『大破進撃』——適正人数が多く、頭数の多い駆逐艦を使ってよく用いられる戦術。
ある時、海域制覇まで後少しの所で、私は敵の攻撃を受け、大破した。

作戦司令官からの命令は——進撃。
すなわち私の生死は問わないからとにかく戦果を上げろという事。
ところが、その命令に対して、同じ隊に居た不知火は、
旗艦である自らを撃って、進撃を作戦上進撃不可能にした。

司令官は当然激怒、不知火は謹慎に処せられた。
私は彼女の行動が不思議でならなかった。

謹慎中の彼女に会いに行き、
『自分は沈んでも構わなかった事』
『どうして他人を庇って不利益を被るのかが分からない』
ということを端的に彼女に伝えた。

普段の鉄面皮はどこへやら、彼女は大粒の涙を流しながら私を殴った。

『自分の命ぐらい、自分で大切にしてください……陽炎』

それからだった、私が彼女に興味を持つようになったのは。

それから幾つかの月日とやりとりがあって、
不知火と私は、今こういう関係にある。

ただ、不知火のおかげで私は失いかけていた人間の心を取り戻す事が出来た。
これは確かで、何よりも尊い事実だ。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
24Res/8.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice