30: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 16:52:40.26 ID:3C8r5qrF0
……そう、このボットはアイドル達を守るために作られたものではない! 彼女たちを操り、その感情を偽り、
ツールマスターの意のままに動かせるようにすることで、あたかも彼の方針がすべて適切であるかのように
見せるために作られたものなのだ! 25
31: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 16:53:19.56 ID:3C8r5qrF0
それだけではない。ツールマスターは自分の要求に従わないスポンサーにもボットを使い、たとえどれだけ
無茶苦茶なことをしても、彼にすべて賛同するように仕向けていたのだ! これではもはやプロデューサーの
仕事とは呼べない! 26
32: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 16:53:53.82 ID:3C8r5qrF0
「それのなにが悪い! 利益を上げること、それがチヒロ=サンとプロデューサーとの契約の絶対条件だろう!
俺はそれを満たすための手段としてボットを使ったに過ぎない!」「契約は、アイドル達の意志を尊重した
仕事をするという内容もあったというのに、あくまで自分に都合よく開き直るか……イヤーッ!」 27
33: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 16:54:29.56 ID:3C8r5qrF0
飛び散っていくボットをメイシで撃ち落としながら相手に近づいていくプロデューサースレイヤー。
対してそれから逃れるように距離を取り続けていたツールマスターは、とうとうプロダクションの敷地に踏むこむ
前の場所よりさらに離れた街の通りにまで追い出されたことに気づく。 28
34: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 16:55:13.22 ID:3C8r5qrF0
「上位最高」「アイドルこれが好き」「リボルビングで回す」周りに並ぶネオン看板はまるでツールマスターを
あざ笑うように毒々しく光り、それが彼をさらに追い詰める。 29
35: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 16:55:54.94 ID:3C8r5qrF0
だがここで破壊されずに残ったボットすべてが予定通りの動作を開始したIRC通信を受け取ったツールマスターは
笑みを浮かべ、いよいよプロデューサースレイヤーを迎え撃つことを決意する。 30
36: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 16:56:39.55 ID:3C8r5qrF0
「プロデューサースレイヤー=サン、余興はここまでだ!」「なんだと……?」ウシミツ・アワーのため今は人の姿が
ないとはいえ、それもいつまでのことか分からない。一気にツールマスターを仕留めようとしたプロデューサー
スレイヤーは、相手の突然の態度の変化に警戒する! 31
37: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 16:57:15.30 ID:3C8r5qrF0
「俺がただ逃げているだけと思ったか! いでよ! モーターウサ共!」「「「ウサーッ!」」」こ、これは
一体どうしたことか!ツールマスターの呼びかけと同時に、プロダクションを守っているはずのモーターウサ達が
次々と上空から飛んでくるではないか! 32
38: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 16:57:54.02 ID:3C8r5qrF0
「オヌシ……まさか!」「そうとも! プロダクションを守るモーターウサ共をボットで操り我が下僕とした!
こいつらのカラテの力は貴様も知っていよう!」 33
39: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 16:58:44.92 ID:3C8r5qrF0
イケブクロ・アキハによって開発されたモーターウサは、その鋼鉄のボディにプロデューサー達の様々な
カラテ動作がプログラミングされており、実際その強さはカワイイな見た目に反して一体でレッサープロデューサー
10人分に匹敵するのである! コワイ! 34
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