過去ログ - 妹「お兄ちゃんが闇の力に目覚めた」
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11:名無しNIPPER[saga]
2015/06/10(水) 21:35:06.23 ID:iR8H+riT0
「……済まない」
事が済んだお兄ちゃんがこう言うのも、もう慣れっこ。
ケダモノの目は無くして、泣きそうな目になって、いつも顔を背ける。
12:名無しNIPPER[saga]
2015/06/10(水) 21:36:03.53 ID:iR8H+riT0
どうせシャワーも浴びるし、適当に手を拭き終えたらそれでおしまい。
あとは何も言わないで部屋から出て行くのが、何となく決まったルール。
おやすみなさいも言わないで、私は自分の部屋に帰って寝ちゃうのだ。
13:名無しNIPPER[saga]
2015/06/10(水) 21:37:25.90 ID:iR8H+riT0
プロローグ、了
14: ◆3.zMAxtDeOqT[sage saga]
2015/06/10(水) 21:39:20.63 ID:iR8H+riT0
※R18注意です
15:名無しNIPPER[sage]
2015/06/10(水) 23:09:33.28 ID:SYtVmMdao
期待
16:名無しNIPPER[sage]
2015/06/11(木) 00:20:20.30 ID:klToKy2vO
期待
17: ◆3.zMAxtDeOqT[saga]
2015/06/11(木) 21:08:21.48 ID:hzD43Eih0
幼なじみ編 前編
18:名無しNIPPER[saga]
2015/06/11(木) 21:09:30.03 ID:hzD43Eih0
お兄ちゃんには幼なじみがいる。
お兄ちゃんと同い年の、少し気の強い女の子。
わたしも今よりずっと小さかった頃はよく遊んで貰ってた。
19:名無しNIPPER[saga]
2015/06/11(木) 21:10:43.38 ID:hzD43Eih0
「最近アンタ、雰囲気変わったわよね」
ある日の通学途中、お姉ちゃんはお兄ちゃんにいきなりそう言い放った。
こんな発言しちゃうんだから、やっぱり『お兄ちゃん専用』だ。
20:名無しNIPPER[saga]
2015/06/11(木) 21:13:48.15 ID:hzD43Eih0
「気のせいだ」
「放課後やけに早く帰るようになったわ」
お兄ちゃんが否定しても、即座にお姉ちゃんは食らい付く。
21:名無しNIPPER[saga]
2015/06/11(木) 21:14:44.94 ID:hzD43Eih0
「…………」
何度かお兄ちゃんの否定を食らって奇妙な沈黙が訪れた。
流石のお姉ちゃんももう諦めたのかな。
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