過去ログ - 幽霊「わたしと『恋人ごっこ』してくれませんか?」
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1
:
◆8RNwZTaKivm3
2015/06/10(水) 22:37:32.50 ID:51cPjF+P0
幼馴染「…………」
男「おーい」
幼馴染「…………」
男「あのー?」
幼馴染「…………」
男「……オサナナジミサーン?」
幼馴染「なによっ。さっきからうるさいわね」
男「もしかしておまえ怖いのか?」
幼馴染は昔から幽霊とか心霊現象、そういった類のものが苦手だ。つまり大の怖がり。
それを知ってて俺はあえてこんな質問をした。
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2
:
◆8RNwZTaKivm3
2015/06/10(水) 22:38:35.49 ID:51cPjF+P0
幼馴染「なっ……そ、そんなわけないじゃない!」
男「無理すんなよ?怖くなったら俺に抱きついてもいいんだぞ」
幼馴染「ば、ばっかじゃないのっ!だれがあんたなんかに……」ゴニョゴニョ…
以下略
3
:
◆8RNwZTaKivm3
[saga]
2015/06/10(水) 22:39:38.81 ID:51cPjF+P0
幼馴染「お、おおおおおお願いです!!呪うんならわたしじゃなくてもう一人のほうにいいいい!!」ギュウウウウウ!!
男「…………」
こいつ、なにげにひどい。
以下略
4
:
◆8RNwZTaKivm3
[saga]
2015/06/10(水) 22:41:29.77 ID:51cPjF+P0
今の時刻を確認すると夜の8時。
こんな時間帯に俺たちは外でなにをしているのかというと、それは一種の度胸試しだった。
きっかけは終業式あとの男友の一言だった。
男友「肝試ししようぜ!」
以下略
5
:
◆8RNwZTaKivm3
[saga]
2015/06/10(水) 22:43:10.59 ID:51cPjF+P0
男友「おお、親友よ!おまえならそういってくれると信じて……」
男「じゃ、楽しんでこいよー」
男友「なんで他人事!なんで他人事なの!そこは『俺も今から楽しみだなー』の一言ぐらい言ってくれよ!」
以下略
6
:
◆8RNwZTaKivm3
[saga]
2015/06/10(水) 22:44:54.74 ID:51cPjF+P0
そして当日の早朝。
男友「もうすぐ出発だが、みんなー準備はいいかー」
幼馴染「問題ないわよ」
以下略
7
:
◆8RNwZTaKivm3
[saga]
2015/06/10(水) 22:46:35.49 ID:51cPjF+P0
幼馴染「なによ今日は元気ないじゃない」
男「別に。いつもどおりだってば」
嘘だ。元気がないのは自分でもわかっていた。
以下略
8
:
◆8RNwZTaKivm3
[saga]
2015/06/10(水) 22:47:48.53 ID:51cPjF+P0
男友「なにやってんだおまえらー」
女「そこのおしどり夫婦ー。はやくしないと置いてくわよー」チャリンチャリーン
幼馴染「おしどり夫婦って……べ、別にそんなんじゃないわよっ!!」
以下略
9
:
◆8RNwZTaKivm3
[saga]
2015/06/10(水) 23:23:48.02 ID:51cPjF+P0
自転車で行くこと15分ほど。俺たちは目的の場所に着いた。
そこは、地元民でも利用することの少ない小さな浜辺だった。
女「この時期なのにだれも泳いでないんだー」
以下略
10
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/06/10(水) 23:24:24.40 ID:8S4OauiW0
NTRは結構です。
11
:
◆8RNwZTaKivm3
[saga]
2015/06/10(水) 23:25:20.06 ID:51cPjF+P0
男「ヤベ……」
男友「どした?」
男「家に水着忘れたかも……」
以下略
12
:
◆8RNwZTaKivm3
[saga]
2015/06/10(水) 23:50:20.25 ID:51cPjF+P0
男友「なぁ、男」
男「なんだよ」
男友「たまにはありがとうの一言でも言ってあげたらどうだ?」
以下略
13
:
◆8RNwZTaKivm3
[saga]
2015/06/10(水) 23:52:50.81 ID:51cPjF+P0
ミスった……
>>11
と
>>12
の間に↓を入れてください
幼馴染「はぁ〜〜〜……」
以下略
14
:
◆8RNwZTaKivm3
[saga]
2015/06/11(木) 00:17:39.05 ID:Za8J+Wq/0
俺たちは女二人組が着替えているのとは別の岩陰で着替えていた。
男「おい、あいつらに肝試しのこと話してないだろ」
男友「さすが俺の親友。よくぞ、見破ったな」
以下略
15
:
◆8RNwZTaKivm3
[saga]
2015/06/11(木) 00:45:27.71 ID:Za8J+Wq/0
水着に着替え終わった俺たちは、早速波打ち際に集まって遊び始めた。
まずはビーチボールだ。
俺と男友VS女と幼馴染。この時点で俺たちの負けは決定していた。
なぜなら――
以下略
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