109: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/06/23(火) 00:24:32.13 ID:FQaAjeMeO
「勿論、勉強をみて貰うことだってこれまで一度もなかったしさ」
リンはそう言って僕の方を覗き込んだ。
そういえば、これまで彼女の顔を間近にまじまじと見る機会はなかったなと、気付いた。
110: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/06/23(火) 00:25:12.51 ID:FQaAjeMeO
彼女の発言が、一瞬、理解できなかった。見蕩れていたせいで反応が遅れたからだ。
111:PG12ですよ良い子は回れ右 ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/06/23(火) 00:26:20.60 ID:FQaAjeMeO
気付いた刻には、僕の口は、彼女のふっくらとした滑らかな唇に塞がれていた。
隙間から漏れた吐息が、鼻頭や頬を撫でる。
少し離したかと思えば、角度を変えて再び唇同士が触れ合う。
112: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/06/23(火) 00:27:16.14 ID:FQaAjeMeO
いつの間にか僕はベッドへ仰向けに倒れ込んでいて、リンが覆い被さるかたちとなっていた。
彼女の長い髪が、僕の頭部――眼や耳を包み込む。
感覚器が遮られると、触れ合っている部分、唇に意識が集中してしまうのは避けようがない。
113: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/06/23(火) 00:28:19.42 ID:FQaAjeMeO
ぷはっ、と唇を離したリンがこちらを見下ろすように上体を起こす。
視界が復活した僕の眼に飛び込んできたのは、既にバスローブを取り去った彼女。
「いいよ、ほら、触って」
114: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/06/23(火) 00:28:51.95 ID:FQaAjeMeO
判っているのに、腕がいうことを聞かない。
まるで自分の身体ではないかのように、または接着されてしまったかのように指示が通じないのだ。
115: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/06/23(火) 00:29:45.08 ID:FQaAjeMeO
僕の掌が包み込んだ双丘はとても柔らかく、女であることを強く主張している。
中央の突起が、存在感を示すように指へ反発力を押し返してきた。
手を動かせば、僕の指は彼女の皮膚の上をさらさらと全く抵抗なく滑る。
116: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/06/23(火) 00:31:50.17 ID:FQaAjeMeO
再び、リンが顔を近づけてきて、唇が触れ合う。
そして今度は、僕の下唇を甘噛みした。
痛みを感じるぎりぎり手前の強さ。緩急をつけて、ついばんでくる。
117: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/06/23(火) 00:32:44.04 ID:FQaAjeMeO
その言葉の意味を考えるよりも早く、僕の先端が、とても熱い何かに包まれた。
まるでわけが判らなかった。
押し倒され惚けているうちに、リンはいつしか僕のベルトを外していたのだ。
118: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/06/23(火) 00:33:37.02 ID:FQaAjeMeO
つまり、年端のゆかぬ少女とついに身体の交わりを持ってしまったということ。
不意打ちとはいえこれはまずい、今すぐ止めさせなければ。
「今更遅いよ。既に私の中へ入っちゃったんだから」
140Res/56.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。