46: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/06/16(火) 22:10:42.93 ID:TNu+XPfeO
つらつらと反芻していると、車が車線を変えた。
前方の路肩に、扉を開けたタクシーが停まっているのだ。
客待ちか、はたまた客を降ろしたところか。
ふと、その車には見覚えがある気がした。
否―いや―、見覚えがあった。
尤もなことだ。それは、さっき僕が少女を乗せるために呼び止めたものだったのだから。
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