過去ログ - 提督「なに? LUNYだと?」
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1:名無しNIPPER[saga]
2015/06/13(土) 02:49:02.96 ID:bwgeuTDw0
他スレから影響うけた。好感度測定器系

提督「こんなもので本当にどれくらい好かれているのかが分かるのか?」

浜風「こんなものとは失礼な。要望にお答えして本部から取り寄せたものです。一見少し変わったデザインのメガネですが、性能は信頼してもらって構いません」

提督「その割に君の好感度が見えないのだが」

憲兵「当然だ。好感度が測定できる相手は君の鎮守府の艦娘だけと制限がある」

提督「なぜ、そんな制限を? 悪用でもすると思っているのか」

浜風「貴方たち提督は己への猜疑に過剰反応する傾向が強い。この制限はあなたの利益のためを思って本部が善意でつけたものです。くれぐれも誤解のないように」

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2:名無しNIPPER[saga]
2015/06/13(土) 02:51:07.72 ID:bwgeuTDw0
提督「本部の善意とは信用ならん言葉もあったものだ」

憲兵「その本部を頼ったのはどこのどいつだ。いいか、好感度測定に制限のない状況を考えてみろ。君は好奇心から街中で使用するだろう。そして、余りの好感度の低さに絶望するんだ」

提督「なぜだ。別に初対面の相手ばかりなのだから、好感度はなくて当たり前だ」
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2015/06/13(土) 02:52:44.35 ID:bwgeuTDw0
提督「俺がまるで周りを見ることができないみたいな言い草だな」

憲兵「事実だ。お前は好感がなくて当たり前と理解している状況においても、いざ本当に相手にとって自分はどうでもいい存在だと知るやいなや不機嫌になり、顔を赤くして怒りを隠せなくなる」

提督「お前らが俺をどう思っているのか、このメガネを使わずとも手に取るように分かる。糞どもが」
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2015/06/13(土) 02:54:02.78 ID:bwgeuTDw0
提督「胸糞悪い連中もいたものだ。ああいうのは、人の休日の過ごし方に何か気に入らない点があると、さも大げさに最大の間違いのように騒ぎ立てる。自分たちは人生の答えを知っていると言わんばかりの虚栄心。決してああはなりたくないものだ」

(ノック音)

提督「入れ」
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2015/06/13(土) 02:55:36.77 ID:bwgeuTDw0
霧島「提督が謝ることでは。………あの声、外まで響いてきました。何かあったのですか?」

提督「いや、何もなかった。汚い鼠にぎょっとして驚きの声をあげただけだ」

霧島「怒声のようでしたけど」
以下略



6:名無しNIPPER[sage]
2015/06/13(土) 06:16:20.03 ID:8ue7dyLB0
なんでだろうな。>>3の下から2番目の憲兵の言葉が心にグサッときた。


7:名無しNIPPER[sage]
2015/06/13(土) 07:04:31.00 ID:nfKlQRWpo
憲兵さんの個人的な見解やで


8:名無しNIPPER[sage]
2015/06/13(土) 10:33:58.98 ID:RTJRs67zo
結構人間の心理を表してると思うわ


9:名無しNIPPER[sage]
2015/06/13(土) 13:04:28.55 ID:q8eU+TfV0
というか>>3を言いたかっただけだろ!


10:名無しNIPPER[saga]
2015/06/13(土) 13:05:05.59 ID:bwgeuTDw0
霧島「とてもよく似合っています」

提督「ああ。君もとても綺麗だよ」

霧島「あら、提督はそんなお世辞が言えたのですか」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2015/06/13(土) 13:06:31.52 ID:bwgeuTDw0
霧島「ええ。感情が昂ぶると胸は締め付けられ、そこから出る声にも調子がつきますから。同じ震え声でも怒りと喜びのどちらが喉を叩いているのかはすぐに分かります」

提督「いや、それは済まない。笑みが抑えられなくてにやにやしているかもしれんが、これは何も霧島に邪な感情を抱いたからではないと信じてくれ」

霧島「大丈夫です。提督が女体を見て下品な笑みを浮かべる人とは思いませんから」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2015/06/13(土) 13:08:00.73 ID:bwgeuTDw0
霧島「………そんなに何を考えているか分かりませんか?」

提督「なにも嫌味で言ったわけじゃない。金剛たちとはまた違った魅力があるということだ」

霧島「そうですね。お姉さまがたは魅力的です」
以下略



13:名無しNIPPER[sage]
2015/06/13(土) 13:20:10.08 ID:q8eU+TfV0
ポーカーはプロ同士なら全然偏るが


14:名無しNIPPER[saga]
2015/06/13(土) 13:23:23.31 ID:bwgeuTDw0
霧島「一番、何ですか?」

提督「ふむ。何がその後に続くべきだったのだろう」

霧島「あの、そこで言葉が出てこないと………」
以下略



15:名無しNIPPER[sage]
2015/06/13(土) 21:28:19.08 ID:1gvJWKkIo
一番メガネだもんな


16:名無しNIPPER[saga]
2015/06/14(日) 01:43:35.45 ID:5/94+2Eh0
霧島「それはつまり私には一番なところがないという解釈でよろしいのですか?」

提督「誰もそんなことは言っていない。俺は霧島の一番を感じている。ただそう言葉が出ないだけだ」

霧島「そうですか。ふふふ、まあ仕事をしましょうか」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2015/06/14(日) 01:46:19.79 ID:5/94+2Eh0
提督「まあ、良い頃合であったか。笑うことを抑えるのに苦労した」

提督「今まで優秀だからというだけで秘書艦を担当させていた霧島だったが、こうも好感度が高いとはな。嫌われていないとは思っていたが、実際に数値化されると中々嬉しいものだ」

提督「今まで恋人関係なんて考えたことがない女でも、こう恋情を知るに至ると随分と愛おしく思えてくる。不思議なことだ」
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2015/06/14(日) 18:39:17.64 ID:5/94+2Eh0
後日

霧島「最近はなんだかこうしてあなたと食事を取ることが多くなった気がするわ」

提督「そうだな。食事の相手は気兼ねのない者ほど面白くなるから、ついこうなってしまうんだ」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2015/06/14(日) 18:40:28.82 ID:5/94+2Eh0
霧島「いえ。提督がそうなるところは是非見てみたい気持ちです」

提督「そうか。ならば改めて。俺にとって食事は霧島と行うことが一番好きなんだ。霧島とならなんでも話せるからな」

霧島「それは素敵。私もよ、提督」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2015/06/14(日) 18:41:48.51 ID:5/94+2Eh0
霧島「運命でさえも偶然に左右されてあたふたすることがあるのね」

提督「そうとも。でも、運命は抜け目ない奴だからな。俺たちが二人きりの至福の時間を過ごせることは奇跡と言っても過言じゃない」

霧島「奇跡。私はそういった数学的じゃない表現は好きじゃないわ」
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2015/06/14(日) 18:42:59.70 ID:5/94+2Eh0
霧島「暖かいわ。胸の奥から熱が溢れてくるよう。あなたの腕の中にいるからよ。決してお酒のためじゃないわ。もしお酒がこの暖かみになれるというなら、中毒者になって死んでもいいわ」

提督「それはよしてくれ。霧島の体に何かあったら、俺は身投げし悲嘆の酒で溺死してしまうことだろう」

霧島「それは嫌! あなたがいなくなるなんて考えるだけでも恐ろしいわ! そんなこと言わないで!」
以下略



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