過去ログ - ジョナサン「今度、子供が生まれるんだ。」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/06/20(土) 16:22:39.06 ID:f5MJ4oid0
ジョセフ「いや〜、やっぱ馬車はいいよな、エリナおばあちゃん」ガラガラガラ
エリナ「ええ、そうね・・・。昔を思い出します。」
以下略
49
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/06/20(土) 16:42:10.49 ID:f5MJ4oid0
ジョセフ「・・・・・ところでさ、エリナおばあちゃん」
以下略
50
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/06/20(土) 16:45:01.90 ID:f5MJ4oid0
SW「お待ちしてましたよ、エリナさん・・・ジョセフ、大きくなったね」
以下略
51
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/06/20(土) 16:50:10.70 ID:f5MJ4oid0
SW「半年分の生活費は、いつも通りに手配しました。また、何かお手伝いが必要なことがあればいつもの電話番号に…」
以下略
52
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/06/20(土) 17:03:52.59 ID:f5MJ4oid0
ジョージさんとジョースターさんは、優しいお方だった。
以下略
53
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/06/20(土) 17:09:16.56 ID:f5MJ4oid0
しかしその一年後。彼が20の時だ。私は大きな過ちを犯してしまった。
事故を起こしてしまったのだ。馬車と馬車での、私的な…プライベートで起きた事故だった。
以下略
54
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/06/20(土) 17:21:32.46 ID:f5MJ4oid0
歳下に情けをかけられるくらいなら他の方法を探します、と私は言った。ジョースターさんはゆっくりと話してくれた。
「この会社は君なしでは成り立たない。僕だけでは成り立たないんだ。僕は大学を中途半端にやめ、その口実である会社の跡継ぎすらまともにできていない。責められるべきは僕だ。この会社は君の手で支えられた方が、しっかりと成り立ってくれる。しかし、約束してくれ。この会社を君が社長として前のようにしっかりとした会社に戻すことができたら、エリナの老後を支えてほしい。」
以下略
55
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/06/20(土) 17:28:18.52 ID:f5MJ4oid0
そうして私は、時間をかけて金を返し、その会社をできる限りの力を使い一流にまで持って行き、ジョースターさんの気持ちに応えようと必死になった。
ジョースターさんは何度か私のもとへ顔を見せてくれて、その度に考古学の話や親友の話をしてくれた。彼女の話よりも親友の話が多いことに疑問をぶつけた所、彼女への愛は本人へ伝えられるが、親友への想いをあまり彼女に話すとゲイだと勘違いされそうでと苦笑しながら言ってくれた。ジョースターさんは変なところで変人だった。
以下略
56
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/06/20(土) 17:34:18.70 ID:f5MJ4oid0
その親友と一度は会ってみたいと言った所、快く頷いてくれた。絶対に挨拶をしに此処に来ると約束をしてくれて、私はソレを心から楽しみにしていた。
しかし、ジョースターさんは初めて約束を破った。
以下略
57
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/06/20(土) 17:39:13.50 ID:f5MJ4oid0
彼女を見つけた時、彼女は58歳で、7歳のジョセフを連れていた。
やつれた彼女の姿を見たときには、涙があふれて、自分を思いきり殴りたくなった。いや、現に壁に頭を打ち付けたのだがね。
以下略
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