359:名無しNIPPER[saga]
2015/07/23(木) 21:05:03.93 ID:jVTaH5bDO
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
生徒会室はしばしの間、沈黙に支配された。ルルーシュとスザクとライ、朴念仁ズ以外のメンバーは一様に呆気にとられている。
この状況を作り出した本人は満足したように着席した。達成感のような物があった。期待に応えられたと自負していた。
だが、隣のルルーシュは眉間を押さえる。頭痛でもするのだろうか。
「……どうしてその結論に至ったんだ」
「……?」
わけが分からない。この不穏な空気。つい先ほどまであった達成感は露と消え、不安が音を立ててやってくる。
またやったか。
恐る恐るカレンの方を見た。空色の瞳が驚きに見開かれている。そして、目が合った。
「……な」
彼女の顔が、見る見る赤くなっていく。これは、ライの(自信を持って行った)発言が失敗した事を意味していた。
「な、なに言うのよ!?」
「いや、正直に……」
何が悪かったのかと本気で考えた。彼女が赤くなるのは怒る時だ。今までさんざん体験してきた。
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