738: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/10/18(日) 00:56:46.63 ID:4iQ49ZfDO
「君まで邪推するのか」
「そうじゃないよ。でも、君だって年頃なんだから、浮いた話くらいあったって良いんじゃないかと思って」
739: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/10/18(日) 00:59:13.94 ID:4iQ49ZfDO
「スザク、恋愛感情とはなんだ。どんな気分になる」
「え? ……ええっ!?」
740: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/10/18(日) 01:00:24.66 ID:4iQ49ZfDO
その時、生徒会室の扉が開かれる。ルルーシュとシャーリー、そしてリヴァルが入ってきた。
「……また変な話してたでしょ」
741: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/10/18(日) 01:04:29.55 ID:4iQ49ZfDO
「なるほどな。まあ、確かにちょっとおかしいよな」
ライが相談したい事とは、カレンの様子がおかしい、というのと、彼女の親衛隊をそろそろ鎮圧すべきだというものだ。
742: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/10/18(日) 01:08:17.16 ID:4iQ49ZfDO
「そうは言うが、カレンはあれで怖いんだぞ。怒った時もそうだが、怒った後が怖い。あの圧力が一番堪える。しかもその状態で接触してくるんだ。助けてくれ」
カレンは怒ると刺々しくなる。丸まったハリネズミと同じだ。近づくなという合図であり、触れば怪我をする。しかし、今日の彼女はその丸まった状態でライに接触してくるのだ。大変な事になっている。
743: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/10/18(日) 01:11:41.68 ID:4iQ49ZfDO
「あの時は……そうだ。確か」
「なんだ」
744: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/10/18(日) 01:18:03.74 ID:4iQ49ZfDO
扉が開かれ、赤い髪の美少女が入室してくる。ライには一連の映像が、やたらとスローに見えた。
「……? どうしたの?」
745: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/10/18(日) 01:22:45.18 ID:4iQ49ZfDO
「どうした。どこへ行く」
突然話しかけられ、虚を突かれたカレンの肩がぴくりと揺れる。
746: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/10/18(日) 02:30:20.84 ID:4iQ49ZfDO
「大か、小か」
その一言で、生徒会室は静寂に包まれた。
747:名無しNIPPER[saga]
2015/10/18(日) 02:31:12.21 ID:4iQ49ZfDO
今回はこの辺で。ここまで読んで頂いた方、ありがとうございました。
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