過去ログ - 加賀「反転電波を浴びたから提督を搾首手ポキするわ」 R-18G
1- 20
20:名無しNIPPER[sage]
2015/06/15(月) 19:29:16.96 ID:o1KOUeoJo
「本当に、……提督の責任だってわかってるんですか?!」

 瞬間、飛んできた蹴りがこちらの腹部に突き刺さる。身体が九の字に折れ曲がって、地面に這い蹲った。
空っぽの胃袋から逆流した熱い液体が、喉奥から出て垂れ始めた。古鷹は蔑むようにこちらを見て、
一度大きく息を吸ってから、それでも抑え込めなかったのだろう気持ちで、叫ぶように詰る。

 「こんな汚い血で、二人が汚れるところだったんですよ!」

 本当に、わかって、いるんですか! 止まらない蹴りで呼吸さえできなくなった。
裏返って消えていきそうになる意識を必死でつなぎ留める。またつま先が腹に刺さる。

 「だからっ! 消えて、消えてください!」

 最後にまた蹴りを放つと、荒らいだ息を整える音がする。
あの優しかった古鷹が、堪え切れない憎しみと怒りで、泣いているように見えた。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
107Res/67.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice