15: ◆D04V/hGKfE[sage saga]
2015/06/15(月) 22:00:16.96 ID:7IXBXgnJ0
「ひとつだな」
「え、ウソ! もらったの!? 誰に!?」
答えた瞬間由比ヶ浜は驚愕の表情を浮かべ、その向こうの雪ノ下の肩がピクリと跳ねた後に
胡乱げな瞳でこちらを見つめてくる。
その反応は非常に失礼だと思うのですが、何、俺が間違ってるの?
「小町からもらったぞ。愛がたっぷり詰まったやつな」
口の端をにやりと歪ませた気味の悪い表情で答える。
自覚があるのは良いことだと思います。うん。俺は悪くない。こんな話をするこいつが悪い。
「あなたの事だからそんな事だとは思っていたけれど……その表情は止めなさい。
見ていて心臓に悪いから」
ふっと嘲るようなニュアンスで馬鹿にされた上に、遠まわしにキモい死ねって言われちゃったよ……八幡悲しい。
てか心臓に悪いってなんだよ。嫌なら見るな!嫌なら見るな!
「あ〜小町ちゃんね。それ以外にはなかったの?」
「まだこの話題続くの? さっきから俺の精神ゴリゴリ削られてるんだけど」
「だ、だって……。気になるんだもん……」
何でそんなウルウルしてるんだよ……はぁ仕方ない。ここは俺の持つ108のトラウマ話の1つをしてやろう。
「去年は小町の1個だけだ。中学の時は同級生に貰ったことあるが」
「その話! 詳しく聞きたいな!」
こちらに少し身をよじってガタっと椅子から身を乗り出すように近づいてきて覗き込んでくる。
動いた拍子だろうか。グッと距離が近づいたこともあり、いつも好んでつけているであろう柑橘系の爽やかな匂いが鼻孔に伝わる。
ちょっとさっきからこの子の気合の入り様は何なの?てか近いんだけど。パーソナルスペースが狭いのかしらん?
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