過去ログ - 俺「おちんちんぶぅっこわれるのぉおぉぉぉぉおおお!!!!!!!」ブリュリュブリュブチブチ
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1
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/06/18(木) 19:26:40.80 ID:Fee+pkiPo
男は窓から空を見つめていた。
もはやかつて人類が信仰の対象とした太陽の輝きはなく、昼であれども太陽のない昼が続く。
誰もが過去を妬み、足元を見つめる時勢であったが、男は違った。
まるで子供のような、キラキラと輝く星空のような目で太陽のない昼空を見つめるのであった。
俺「……ご主人様」
俺はそんな男をちらりと確認すると、目を合わせないように顔を少し下に傾けて後ろから声をかけた。
すると男はまるで何か大切なものを取り上げられた幼子のような顔で俺を睨みつけた。
男「ハンス、何の用だい?」
男は俺を嘲るような目でそう発言し、再び窓から空を見上げた。
俺「……お嬢様が亡くなりました」
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2
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/06/18(木) 19:35:50.40 ID:TcJM65VxO
これは...
3
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/06/18(木) 19:36:36.18 ID:Fee+pkiPo
男は一連の仕草をピタリと辞め、
男「……もう一度、言ってくれ」
そう言った。
以下略
4
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/06/18(木) 19:41:24.64 ID:9kGoN16i0
あ、あれれ?スレタイと内容が違うぞ?
5
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/06/18(木) 19:46:01.03 ID:Fee+pkiPo
薄れゆく意識の中でこそ、俺は忠義を尽くすことを辞めなかった。
太陽のない昼空、月のない夜空。
誰もが目を背ける事実。
誰もが昔を羨む現実。
だがその夜空を、昼空のありのままが美しいと言う男に、誰が否を上げれるのだろうか。
以下略
6
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/06/18(木) 19:52:19.52 ID:Fee+pkiPo
男は血の中に沈む俺を見下しながら、
男「ハンス、君にはまだやることがある。わかるね」
そう言った。
以下略
7
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/06/18(木) 20:05:50.13 ID:Fee+pkiPo
4日後、寒空の下、俺は馬小屋へ来ていた。
馬小屋の馬糞まみれの臭いを嫌いだと言う人は多いが、俺は嫌いというほど嫌いではなかった。
確かに良い臭いとは言い難いが、この少女が際限なく明るいという事が全てもぼやけさせた。
少女「シュミットさん。何処へ行かれるのですか?」
以下略
8
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/06/18(木) 20:14:23.65 ID:Fee+pkiPo
俺は馬に跨り馬小屋を後にしようとした。
その時少女が一瞬、ほんの一瞬だが泣き出しそうになるのを俺の目は見逃さなかった。
彼女は全てを知らなかったが全てを分かっていたのだ。
それを知ると俺はどうにも弱かった。
結局、どう言っていいかわからずに俺は馬で城を抜けた。
以下略
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