過去ログ - モバP「ユーレイ・アイドル」
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38:名無しNIPPER[saga]
2015/06/19(金) 23:41:06.41 ID:S9oem3+wO
うん、相変わらずユーレイだ。

半ば予想通りだけど、やっぱり多少はショック。

おもむろに嘆息して身を起こすと、ベッドのすぐ横に、プロデューサーがじっと座っていた。
以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2015/06/19(金) 23:41:43.38 ID:S9oem3+wO
案じてくれてるのは嬉しいけれど……

憔悴しきって、とてもやつれた顔をしている。

アタシがこうなったからなのか、プロデューサー業は元々激務なのか。
以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2015/06/19(金) 23:42:24.64 ID:S9oem3+wO
いづれにしろ、イレギュラーな事態に遭遇して安穏で済むわけがない。

もし無事戻れたら、お詫びとお礼に、スタミナのつく料理を作ってあげようかな……。

アタシがもともと料理上手だったら、の話だけど。
以下略



41:名無しNIPPER[saga]
2015/06/19(金) 23:43:25.99 ID:S9oem3+wO

よいしょ、と立ち上がって、病室から出る。

入口に貼られている名札を確認しようとすると、

以下略



42:名無しNIPPER[saga]
2015/06/19(金) 23:44:05.13 ID:S9oem3+wO
頭上に疑問符を掲げつつ、首を傾げた。

もしかしてアタシってナナシノゴンベ?

と、おかしな思考が浮かんだが、即座に「ないない」と自分で自分に突っ込みを入れる。
以下略



43:名無しNIPPER[saga]
2015/06/19(金) 23:44:35.62 ID:S9oem3+wO
あ、そうか。もしかしたら……

アイドルだから、名前を掲げちゃうと色々とマズいのかも。

もしマスコミが押し寄せでもしたら、大きな迷惑がかかるもんね。
以下略



44:名無しNIPPER[saga]
2015/06/19(金) 23:45:54.49 ID:S9oem3+wO

部屋へ戻ると、アタシが出ている間にやって来たのだろう、黄緑色の制服を着た女の人がいた。

プロデューサーと書類を見ながら打ち合わせをしている。

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45:名無しNIPPER[saga]
2015/06/19(金) 23:47:20.69 ID:S9oem3+wO
長い前髪で右目が隠れ、袖の丈が妙に余った、不思議な格好をしているその子。

そして、その近くには……まさかとは思うけど。

“ホンモノ”が浮かんでる気がするんだよね。
以下略



46:名無しNIPPER[saga]
2015/06/19(金) 23:51:31.70 ID:S9oem3+wO
ちひろと呼ばれた女の人とプロデューサーが、一瞬の静寂ののち、勢い良く顔を女の子に向けた。

「ど、どういうことだそれは!?」

泡を食って問いただすプロデューサーに、ベッドの方を見ていたその子は
以下略



47:名無しNIPPER[sage]
2015/06/19(金) 23:51:44.30 ID:6zjyqO5l0
こういう事態で最も頼りになる小柄な女の子来た!
これで勝つる!


48:名無しNIPPER[sage]
2015/06/19(金) 23:52:56.64 ID:BUu4vWCX0
あの子あの子あんまり皆言うもんだから来ちゃっただろ(歓喜)


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