92:名無しNIPPER
2015/06/20(土) 11:01:01.77 ID:uKiqjDGX0
黒猫「…………どうして………？」
社長「……！(そんな気はしていたが…………)」
黒猫「…………どうして………私を…………助けた、の………？」
93:名無しNIPPER[sage]
2015/06/20(土) 11:02:25.29 ID:mffXbpx8O
昔の私がしていた眼だからね
94:名無しNIPPER[sage]
2015/06/20(土) 11:03:19.29 ID:ytUxZPcAO
私は、この世からあらゆる悲しみをなくしたいんだ。一生かけても不可能なことかもしれないが……
95:名無しNIPPER
2015/06/20(土) 11:09:25.61 ID:uKiqjDGX0
社長「僕は、この世からあらゆる悲しみをなくしたいんだ。一生かけても不可能なことかもしれないが……」
黒猫「……………………………」
社長「だが、僕は本気でそれに取り組んでいる。協力してくれる子たちも居るんだ。……皆面白い子たちだよ。」
96:名無しNIPPER
2015/06/20(土) 11:13:36.09 ID:uKiqjDGX0
社長「余計なお世話だとは思うが、君を助けさせてくれないかね？もちろんタダではなくては条件はあるが。」
黒猫「…………私………何をすれば…………いい、の………？」
社長「……アイドルになって欲しい。」
97:名無しNIPPER
2015/06/20(土) 11:18:52.54 ID:uKiqjDGX0
社長「……人間の姿にはなれるかな？」
黒猫「……………分からない……」
社長「……じゃあ、少し試してみて欲しい。」
98:名無しNIPPER
2015/06/20(土) 11:22:42.34 ID:uKiqjDGX0
社長「………自分の名前は分かるかね？」
雪美「……………雪美……………佐城………雪美…………分かるの………それだけ…………」
社長「…………仲間は………？」
99:名無しNIPPER[sage]
2015/06/20(土) 11:26:33.74 ID:qkxp4kvJ0
どうして……私なんだろう……どうして私…普通じゃないんだろう…
100:名無しNIPPER[sage]
2015/06/20(土) 11:26:57.74 ID:ytUxZPcAO
お父さんもいない……お母さんは……私が最初に目を開けたら……もう……寒くなってた……
101:名無しNIPPER
2015/06/20(土) 11:37:08.86 ID:uKiqjDGX0
雪美「…お父さんも……いない……お母さんは……私が最初に目を開けたら……もう……寒くなってた………」
社長「………………………」
雪美「……だから………よく分からない…………お父さんも…………お母さんも…………………」
102:名無しNIPPER
2015/06/20(土) 11:43:20.31 ID:uKiqjDGX0
雪美「………ごみを………あさったり………食べ物を………とったりして………生きてきた………でも、それ…………悪い事…………」
社長「………………………」
雪美「………私のせいで………誰か………悲しいと…………」
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