過去ログ - 【ダンガンロンパ】モノクマ「またまたテキトーに誰か絶望病にしちゃう」
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◆AZbDPlV/MM
[saga]
2015/07/06(月) 18:46:23.23 ID:UgIw/FU80
ちょっといいですかね………………1特ぅううっ!!!!
霧切 「舞園さんの愛液が欲しいの」
舞園 「!? お、お断りします!」
霧切 「お願い! でないといずれ私は喉の渇きで死んでしまうわ!」
舞園 「条件は“他人の体液”なんですよね? 愛液でなくてもいいんじゃないんですか?!」
舞園 「私である必要もないですし!」
霧切 「私と今ここで出会ったのが悪かったわね」
舞園 「理不尽です!」
霧切 「あなたを傷つける気はなかったのだけど……どうしてもムリだというなら、少し痛い思いをさせてしまうかも知れないわ」
霧切の感情も温度も感じさせない声に、舞園の背筋をぞくりと冷たくさせる。霧切から距離をとろうと一歩後ろに退こうとする舞園の動きを、霧切は見逃さない。
舞園 「きゃっ?! いっ、た?!」
舞園の腕を後ろ手に取り捻りあげ、肩を掴んで壁に抑えこむ。霧切のムダのない動きについていけない舞園は、何が起こっているのか、何をされたのか即座には理解できなかった。
舞園 「やめてください! 霧切さ……あぅっ?!」
これから起こるかもしれない最悪の予感に、舞園は霧切に制止を呼びかける。しかし、目的を果たすことに思考を囚われている霧切に舞園の制止の声が届くことはなかった。霧切はさらに舞園の腕と肩に圧をかける。
霧切 「あなたの華奢な身体なんて、簡単に壊せてしまうのよ。どうする? このまま肩を後ろに引けば、小気味いい音を奏でて、私の耳を楽しませてくれるでしょうね」
耳元で囁く非道な言葉。理不尽な恐怖に舞園の唇は震え、歯は噛み合わずガチガチと鳴らす。
霧切 「大人しく身体を預けてくれれば酷いことはしないわ」
舞園 「〜〜〜〜っ」
底冷えするような霧切の言動。これから自分がどうなってしまうのか先が見えず、足まで震えだす。
舞園 「解り…ました。だから…酷いことはしないでください……」
極度の緊張に上手く口は動いてくれなかったが、絞り出すようにそれだけ言いきった。舞園の了承に気を良くした霧切は舞園の肩を解放してやる。しかし、逃げ出す可能性を考え、腕だけはしっかりと掴んで離さない。
霧切 「それじゃあ、私の部屋へ行きましょう」
霧切は笑った。それは舞園がはじめて見る表情。こんな場面でなければ、霧切の笑顔が見られたことに喜ぶのだが、今の舞園にとっては、ただただ恐怖を煽る笑顔にしか映らなかった。
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