過去ログ - 八幡「真のぼっち」
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54:名無しNIPPER[saga]
2015/06/22(月) 00:47:21.65 ID:yubHZHuA0
 昨日の雪ノ下の調子を見ただけで殆ど推測できた事だったが、どうやら雪ノ下という少女は所構わず相手を攻撃せずには居られない質らしい。
 今日も早速、俺の第一声を取り上げてこんな愉快な台詞を吐いてくれやがる。

「すまん、バイト先での癖が出た。こんにちはだったな」

「……そう。こんにちは。もう来ないのかと終わったわ」

 ちっ。先制パンチをキャンセルしてやったと思ったら二の矢が継がれていたらしい。ていうかこいつにも俺は問題児だと思われてるのかよ。

「昨日入部を承諾した時から来るつもりだったよ。あ、でも土日はバイトが有って来れないんだけど、奉仕部って土日の活動はどうなってんだ?」

「心配しないでも土日は休みよ。依頼に来るのはここの生徒だけだし、部活の生徒しか来ない土日はその依頼者も期待出来ないから。それにしても貴方みたいな人でも務まるバイトなんて有るのかしら」

「何故そう俺の社会性を低く見積もる。つまんないコンビニ位なら俺にもこなせるわ」

 俺にこなせない仕事なんて肉体労働系の仕事全般と特殊な技能を必要とする仕事と辛い仕事と大変な仕事位なもんだ。
 そしてその台詞こそ雪ノ下に言い返してやりたい。こんな人格破綻者に務まるバイトが有るのか。

「普通あれだけこっぴどく言われたら二度と顔を出さないと思うんだけど……マゾヒストなのかしら?」

「そんな酷い目に合わされたか? まあ強いて言うならお前の相手させられた位だと思うけど」

「あら? こんな美少女と会話を交わせたのよ。感謝してしかるべきよ。特に貴方みたいな人は」

「そりゃお前に好意が有るならそうだろうが」



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