過去ログ - ANKO―地獄のオニばばあ―【ごちうさ】
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1: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/21(日) 23:16:30.15 ID:aAVNrnd80
―まえがき―

基本好き勝手やるので

いろいろ言いたいことはでると思いますが、気にせず言ってしまうといいでしょう。

複数回にわけての投稿となると思います(多少間隔があく場合があるかもしれませんがご容赦を)

では以下より本文です。

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2: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/21(日) 23:17:05.88 ID:aAVNrnd80
かつて誰かが言った―――

甘兎庵は地獄と・・・

それはなぜか?
以下略



3: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/21(日) 23:17:55.98 ID:aAVNrnd80
まず一つ目

甘兎庵店内における絶対的存在であること。

店内で女性に対し不埒な言動を取る男へは一切の容赦が無いのである。
以下略



4: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/21(日) 23:18:41.58 ID:aAVNrnd80
そして最後に四つ目に・・・

???「覚えておれ、このクソババァ」

女主人「ふんっ。一昨日来な。このクソジジイが」
以下略



5: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/21(日) 23:19:13.11 ID:aAVNrnd80
〜某日 甘兎庵店内〜

リゼ「こいつは本当に大人しいな」(サワサワ)

ココア「あんこはホントに立派な看板うさぎさんだねー」(ナデナデ)
以下略



6: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/21(日) 23:19:50.17 ID:aAVNrnd80
〜チリンチリン〜

チノ「あの、すみません。こちらにココアさんは……」

千夜「あら。チノちゃんいらっしゃい」
以下略



7: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/21(日) 23:20:26.90 ID:aAVNrnd80
千夜「あらあら。あんこったらティッピーを見ると昔に戻ったみたいになるわね」

リゼ「そうなのか?」」

チノ「なんの話ですか?」
以下略



8: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/21(日) 23:22:10.09 ID:aAVNrnd80
千夜「あら?あなたは?」

 ある日、幼き千夜は道端に捨てたれた一羽の仔ウサギを見つけトコトコと近づいてゆく。

 その仔はボロボロの姿で弱々しく震えながらダンボール内から近づく少女をジっと見つめていた。
以下略



9: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/21(日) 23:22:52.31 ID:aAVNrnd80
千夜「……ただいまぁ」

婆ちゃん「お帰り。おやつの前に手を洗ってうがいしておいで」

千夜「はーい」(コソコソ)
以下略



10: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/21(日) 23:23:43.50 ID:aAVNrnd80
千夜「ほら。お腹空いてるでしょ?食べていいのよ?」

仔うさぎ「・・・」

 仔うさぎは目の前に差し出された栗羊羹へ警戒するように少し鼻をひくつかせ、やがてゆっくりと一口噛り付いた。
以下略



11: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/21(日) 23:25:53.98 ID:aAVNrnd80
千夜「あった」

千夜「急いで戻らなきゃ」(タッタッタ

 無事に救急箱を見つけることが出来たが思ったよりも手間取ってしまった。
以下略



12: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/21(日) 23:32:51.98 ID:aAVNrnd80
婆ちゃん「千夜」

千夜「は、はい」

婆ちゃん「なんだい?この子は?」
以下略



13: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/21(日) 23:39:57.39 ID:aAVNrnd80
婆ちゃん「………はあ」

婆ちゃん「分かったよ。アンタは誰に似たのか頑固だしね」

 しばらく考え込み、軽くため息をつきながらおばあちゃん―――甘兎庵の女主人の祖母は孫の申し出を了承した。
以下略



14: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/21(日) 23:41:09.52 ID:aAVNrnd80
―連絡―

本日分はここまでです。

続きは明日以降で。


15: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/22(月) 22:20:02.76 ID:vRlK8qGV0
それから「あんこ」と名づけられた仔うさぎは千夜の看病の甲斐もあり見る見る回復してゆき、一週間が経つ頃にはすっかり元気な姿となっていた。

今も千夜に与えられた栗羊羹を元気に頬張っていた。


以下略



16: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/22(月) 22:26:39.06 ID:vRlK8qGV0
千夜「ほら、シャロちゃん。この子がこの前に話したうさぎさんよ」

シャロ「わーかわいいー」

あんこ「・・・」
以下略



17: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/22(月) 22:40:46.78 ID:vRlK8qGV0
なんと、それまで千夜の腕の中でぬいぐるみの様に大人しくしていたあんこは、千夜の腕から器用に抜け出すと差し出されたシャロの手に噛み付いたのだ。


シャロ「!!」

以下略



18: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/22(月) 22:48:59.08 ID:vRlK8qGV0
シャロ「うう。ぐすぐす」

千夜「あんこ。シャロちゃんに遊んでもらえてよかったわね」

あんこ「(フンスフンス)」
以下略



19: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/22(月) 22:55:00.57 ID:vRlK8qGV0
その後おばあちゃんも程なく戻ってきたのだが、おばあちゃんは戻ってくるなり千夜に対し「次からはもっと気をつけるんだよ」と注意をした。

千夜はそれがいまいちなんのことかわからなかったが、とりあえず「はーい」と頷いておくことにした。

それからおばあちゃんはあんこを千夜から受け取り、ジッと見つめながら「お前ももうあんな事するんじゃないよ?」と険しい表情で注意をしていた。
以下略



20: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/22(月) 22:55:54.99 ID:vRlK8qGV0
―連絡―

本日の更新はここまでです。


21:名無しNIPPER[sage]
2015/06/23(火) 00:33:07.93 ID:2W0Om6FS0
乙っす


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