過去ログ - ANKO―地獄のオニばばあ―【ごちうさ】
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◆AkH/4.EZSk
[saga]
2015/07/27(月) 22:28:51.97 ID:zkZmAV1P0
婆ちゃん「去勢するしかないね」
その日の晩の会議での第一声がそれであった。
千夜「きょせい?」
以下略
60
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2015/07/27(月) 22:55:41.02 ID:zkZmAV1P0
その後、去勢がどういうものかを説明された千夜は泣きながらに可哀想だから止めてあげてとおばあちゃんに懇願した。
だが、今回のおばあちゃんは「ならもう二度とその子を店に入れるな」と頑なに千夜の願いを却下し続けるのであった。
千夜「でも……でも……そんなのあんこが可哀想だよぉ」
以下略
61
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2015/07/29(水) 17:19:19.99 ID:w4jX0ONW0
翌日
婆ちゃん「それじゃ行って来るよ」
その日、朝早くからおばあちゃんはあんこを連れ病院へと出かけようとするが、千夜は自分もついていくと聞き分けなかった。
以下略
62
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2015/07/29(水) 17:20:31.25 ID:w4jX0ONW0
受付を済ませ、ロビーで待つも他に患者さんとその飼い主と思われる人たちはいなかった。
内装こそ普通の病院と変わらないが、やはり千夜はどこか落ち着かずに終始そわそわとしている。
時折ケージ内のあんこを覗き込むがあんこはまるで動じた様子も無くケージ内に鎮座していた。
以下略
63
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2015/07/29(水) 18:57:11.96 ID:w4jX0ONW0
診察室には一人の白衣の男がいた……恐らく彼が先生なのだろう。
医者「どうも」
千夜「………」
以下略
64
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2015/07/29(水) 19:40:39.33 ID:w4jX0ONW0
婆ちゃん「すまないね」
千夜「ごめんなさい」
あんこ「・・・」(フンスフンス
以下略
65
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2015/07/29(水) 19:41:06.04 ID:w4jX0ONW0
婆ちゃん「それじゃ千夜。あんたはここで待ってるんだよ?」
千夜「私もあんこの傍で応援してあげたい」
婆ちゃん「ダメだよ」
以下略
66
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2015/07/29(水) 22:03:23.45 ID:w4jX0ONW0
医者「それじゃはじめよう」
婆ちゃん「………」
さっきの診察室の奥の部屋で準備を完了させた医者は、身体と頭部をしっかりと固定され横たわるあんこに向けメスを握る。
以下略
67
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2015/07/29(水) 22:46:41.81 ID:w4jX0ONW0
―連絡―
本日の更新はここまでです。
次回こそあんこ様は真の看板うさぎになります。
68
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◆AkH/4.EZSk
[saga]
2015/07/30(木) 19:24:58.29 ID:RTvwZV+z0
医者「は、はい」
医者はそれまでとはうって変わり何かに怯えたように上ずった声で返事をし、作業を再開した。
医者「ほーら。お前のその可愛い小さなモノへズブズブと刺さっていくぞ?」
以下略
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