過去ログ - 元戦士「廃村の偏屈魔女」 -SS速報VIP

過去ログ - 元戦士「廃村の偏屈魔女」

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114: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/06(月) 19:27:26.16 ID:eKsNGUO40
――が、しかし

ｼｭﾊﾞｯ

魔法使い「あっ！？」

115: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/06(月) 19:28:14.20 ID:eKsNGUO40
魔剣士「…」ﾋﾞｭﾝｯ

魔女「…っ」ｼｭｯ

剣と魔法を両立した戦い方は２年前と変わらなかったが、彼は明らかに強くなっていた。

116: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/06(月) 19:28:56.73 ID:eKsNGUO40
魔王城の最上階から勇者が落ちてきた。
魔女はそれを冷静に眺めながら、勇者の落下先に魔法をかけた。

勇者「痛ぁっ…く、なーい！？」ﾎﾟﾖﾝ

117: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/06(月) 19:29:24.68 ID:eKsNGUO40
魔王「ひ弱な小娘が」ﾄﾞｫﾝ

勇者「…っ！！」ﾌﾞﾜｯ

魔王の魔法が発動したと同時、女神の剣が爆風を起こし勇者を吹っ飛ばした。

118: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/06(月) 19:30:00.23 ID:eKsNGUO40
魔剣士が魔王と挟みうちになる形で勇者に攻撃を仕掛けていた。

魔女（いつの間に…）

勇者と魔王の戦いに集中していたせいか、魔剣士への重力魔法が弱まっていたらしかった。

119: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/06(月) 19:30:26.57 ID:eKsNGUO40
魔法使い「危なぁい！！」ﾄﾞｶｱｧｧﾝ

勇者「あだーっ！！」ﾄﾞｻｯ

間一髪。魔法使いの爆発魔法によって勇者は吹っ飛ばされ、火炎を免れた。

120: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/06(月) 19:30:52.14 ID:eKsNGUO40
魔女（今勇者を裏切れば、魔剣士が返ってくるかもしれない…）

魔女（魔王は、魔剣士を犠牲にしようとしたのに…）

魔女（だけど勇者は魔剣士を助けてくれた…）

121: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/06(月) 19:32:40.62 ID:eKsNGUO40
今日はここまで。
あと１回の更新で完結させたい所です。

>>108
いらない描写はどんどん削っちゃうよォ♪って感じです。

122:名無しNIPPER[sage]
2015/07/06(月) 19:47:09.08 ID:LGj8qyBVO
乙！

123:名無しNIPPER[sage]
2015/07/06(月) 20:14:28.40 ID:BR+lDRZAO
えー、終わるの？
面白かったからもっと楽しみたかったのに…

124: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/07(火) 18:40:35.03 ID:+3ABvSC20
勇者「ハァ、ハァ…」

何とかここまでギリギリ持ちこたえてはきた。しかし勝機を見出すことはできない。

魔王「どうした勇者ぁ！！動きが鈍っているぞ！！」

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