過去ログ - 提督「ハイライト売りの少女」
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31:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 01:52:06.08 ID:NCr5qbOP0
§

榛名「浜風さん! 浜風さん! やりました!」

浜風「分かりましたから、どいてください。苦しいです」
以下略



32:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 01:53:04.21 ID:NCr5qbOP0
榛名「え!? どうしてですか!?」

浜風「榛名の「オレンジジュース」の対価でしょう? いりません」

榛名「もしかして、また馬鹿にされてますか?」
以下略



33:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 01:53:49.13 ID:NCr5qbOP0
榛名「榛名は小間使いですか!?」

浜風「売上に関してはどうでもいいです。それでどうでしたか?」

榛名「………何がですか」
以下略



34:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 01:55:58.51 ID:NCr5qbOP0
榛名「?………じゃあ、とってもすごかったです!」

浜風「すみません。私の言葉足らずでした。具体的にはどうでしたかという意味です」

榛名「なるほど! 提督に売りました! 榛名のジュース買ってくださいと言ったらすぐに購入してくれました!」
以下略



35:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 15:20:12.30 ID:NCr5qbOP0
榛名「それは、でも、なんというか。あのジュースを飲んでから提督の表情が朗らかになりました」

浜風「朗らか」

榛名「そうです。提督の笑った顔を久しぶりに見ました」
以下略



36:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 15:21:26.06 ID:NCr5qbOP0
榛名「最初はそうだったのですが、いつ頃からかどんどんそういった感情は薄れていきました」

浜風「その理由は、………分からないのでしたね。では、ジュースの効果について続けましょう。摂取後の提督は昔の状態に戻ったということですか?」

榛名「完全にというわけではありませんが、今までよりマシになりました」
以下略



37:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 15:22:36.21 ID:NCr5qbOP0
榛名「………今までは執務中もどこか冷たい感じがして、笑い合うどころか会話もなく、どこか機械的だったんです。それが、今日はよく話してくれましたし、なんだか血のかよった人間と仕事している気持ちになりました」

浜風「あなたの悩みは提督から優しさがなくなって、過剰に厳しくなったという類ではないのですね?」

榛名「はい。執務でミスして厳しくお叱りを受けるなら、それは良しです。ミスをしても淡々と修正されて何事もなく進んでいくより良いです」
以下略



38:名無しNIPPER[sage]
2015/06/25(木) 17:49:04.30 ID:ajfXy8xD0
これって提督も絞られた後だったんじゃ・・・


39:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 20:59:17.23 ID:NCr5qbOP0
§

榛名「あの浜風さん! もう少しジュースの生産を増やすことはできないのですか!?」

浜風「………帰ってくるなり肩を揺すらないでください」
以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 21:00:27.32 ID:NCr5qbOP0
榛名「でも、あれは好評ですよ! 提督は本日も購入してくれて、更に昔みたいに優しくなりました。笑って榛名の頭も撫でてくれました!」

浜風「劇的な変化で舞い上がるのもわかりますが、焦ってはいけません。ハイライトの光は暖炉の炎に似ていて継続的に燃え上がりますが、一度に取れる暖には制限があるのです」

榛名「では、どうして今回は増えたのですか?」
以下略



41:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 21:01:20.99 ID:NCr5qbOP0
榛名「はい! 提督とまたああして話せることに感激です!」

浜風「それは良かったです。しかし、いきなり生産量を増やせと言ってきたのですから、二本目も売れたのですよね?」

榛名「はい! 今日は金剛お姉さまにも買ってもらいました!」
以下略



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