過去ログ - 【進行は】オリジナルキャラでダンガンロンパ【安価】守崎「3スレ目」
1- 20
490: ◆t1Nvij173s[saga]
2016/04/18(月) 21:57:39.59 ID:g16Wq4j50
志倉が今立っている場所は、大きな紙の上…そう、志倉がいつも使っている書道用の紙だ。

志倉はその紙に見合った巨大な筆を持ち、構える。

紙の隣には…「希望」と書かれた文字がお手本として置いてあった。

【超高校級の書道家 志倉 大和処刑執行】
【『命懸けの書道教室』】

志倉はこの異様な空間に戸惑いの色を見せるも、巨大な紙を見て、構えた筆で、文字を書き始める。

一つ一つ丁寧に…ハネやはらいも忘れず…体の大きさに見合わない筆をまるで何回も使った事があるかのように

迷いなく動かし、綺麗な文字を作り上げる。

志倉の書いた「希望」は、とても美しい字だった…すると、手本に書いてあった紙の下から何かが覗いているのを

見つける…上の手本が、風によって飛ばされ…そこに現れたのは…「絶望」と書かれた、もう一つのお手本…。

それと同時に、無数のマジックハンドが志倉を取り押さえ、彼が先ほど使っていた巨大な筆と同じくらいの太い棒に

くくりつける。

―グサリ

棒に縛られて動けない志倉に、ナイフが突き刺さる…何度も何度も、ナイフは彼の体を突き刺した。

突き刺された部位からたくさんの血が流れる…血を流した志倉を、希望と書かれた紙に体を押し付ける。

希望を上書きするように志倉の血を使って、字が書かれる。

志倉の字と違い、汚い字で書かれていたが、赤く塗りつぶしたその文字は、確かに「絶望」と書かれている。

…擦りつけられた志倉の体は、血で全体的にかすれており、まるでボロ雑巾のように、無残な姿で絶望の文字の上に横たわっていた…。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/581.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice