過去ログ - 穂乃果「私、魔法少女になる」
1- 20
43: ◆W9LNIhXYhlEG[saga]
2015/08/05(水) 23:42:24.44 ID:5iW/znpx0
馬鹿じゃないの。そう一蹴出来なかったのは夢を追えるなんて言われたから。
音楽を続けること、もちろん、医者になることだって夢だ。
私は、沢山の人を救うのが夢だし、使命だと思っている。それでも、今、今やりたいことは。

だけど、胡散臭い。魔法少女なんてどこの世界の話なんだろう。
未だ笑顔を貼り付けたマスコットみたいな白い生き物、願いを叶えるだけでなく…戦うとも言った。
……なんて、どうせ夢なのに私は何を考えているんだろう。
願いを一つだけ叶えるなんて、非現実的すぎる。

非現実的ならもう少し聞いていてもいいだろうか。急に、そんな考えが頭を過った。
そうだ、どうせ夢で、非現実的で、夢だというのなら聞いていてもいいかもしれない。
きっと、今の私に…幸せな夢の妄想はきっと、楽しくて仕方ないだろうから。

真姫「…詳しく聞かせて?魔法少女になったらどうなるのか」
キュゥべえ「他の子なら二つ返事なのに、キミは慎重なんだね」

わかったよ、と白い生き物は…魔法少女について話し始めた。

この白い生き物の名前はキュゥべえ。魔法少女になる素質を持った女の子を探している。
魔法少女は…魔女と戦う存在。
この世に起こる自殺や、不可解な殺人事件の多くは魔女に取り付かれた人間が引き起こす。

そんな魔女を倒すのが、魔法少女。
魔法少女は、希望の象徴で魔女は絶望の象徴。
もちろん戦うだけなら魔法少女に何のメリットもない。そこで、重要なのが最初の願い事だ。
魔法少女になる前の願い事、それが魔法少女のメリット。
神様になりたい、全人類を支配したい。
そんなバカみたいな願い事でなければなんだって願いを叶えることが出来る。
…願いを叶えた以上、戦い続けないといけないというのがネックとなるか。
それでも、物理法則さえ無視した願い事を叶えられるというのは大きい。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
52Res/41.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice