過去ログ - 岡崎泰葉「私とP坊と駄菓子屋のおばちゃん。」
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1: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/28(日) 23:01:26.66 ID:W79RrUQ10

私の最近の趣味は散歩をすること。

仕事の関係で東京に住んでいる私、東京はあまり好きじゃない。

変装もしなきゃいけないし、一人にもなれない。

オフの日に都会の喧騒から抜け出して静かな街を歩く。

といっても電車で1時間でいけるような場所。そんなに遠くはない。

知らない場所、知らない人。変装はいらない。

今だけは素直な岡崎泰葉になれる。

子役じゃない。何も演じていない岡崎泰葉。

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2: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/28(日) 23:02:50.84 ID:W79RrUQ10


「今日は暑いね。」


以下略



3: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/28(日) 23:09:43.90 ID:W79RrUQ10


駄菓子屋自体は知っていた。うん、ドールハウスでも作ったことがある。

実物を見るのは初めてだった。いや、ショッピングモールの中とかでは見かけたことはあった。
以下略



4: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/28(日) 23:48:55.16 ID:W79RrUQ10


おばちゃんと話したいな。

あれ?少しおかしいかな?
以下略



5: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/28(日) 23:52:27.17 ID:W79RrUQ10



「いらっしゃい。ここにくるのは初めてかな?」

以下略



6: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/29(月) 00:01:18.38 ID:kHVXAWsB0

とりあえず中を見渡してみる。

駄菓子って色々な種類があって悩んじゃうな。

以下略



7: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/29(月) 18:07:57.52 ID:kHVXAWsB0


ごくり、冷たくて気持ちいい。

ビンのジュースなんてはじめて飲んだけど何か違う気がするな。
以下略



8: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/29(月) 18:11:47.11 ID:kHVXAWsB0

「ビンで飲むとしっかりと冷えているからいつも飲むのと一味違うだろ?」

「そうなんですか。だからおいしかったのかな?」

以下略



9: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/29(月) 18:28:35.18 ID:kHVXAWsB0


まだ帰りたくないな。もう少しここにいたいな。

それは涼しいからか、暖かいからか。なんてことを考えて一人くすりと笑う。
以下略



10: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/29(月) 18:46:35.87 ID:kHVXAWsB0


そこから、たくさんのことをおばちゃんと話した。

時計の長い針が一周したころだろうか。私は不意におばちゃんに悩みを打ち明けたくなった。
以下略



11: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/29(月) 21:44:38.91 ID:S+ugbOn20

「私、今やっているものに自信が持てないんです。」

「そうかいそうかい。」

以下略



12: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/29(月) 21:52:27.96 ID:S+ugbOn20


「若いうちはね、視野が狭くなっちゃうもんだよ。」

「え?」
以下略



13: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/29(月) 21:57:39.32 ID:S+ugbOn20


そんなとき、一人の男がこの駄菓子屋に入ってきた。


以下略



14: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/29(月) 22:19:46.03 ID:S+ugbOn20

「でもばあちゃんだめだぞ。プライベートなんだから干渉しちゃ。」

「それもそうだったね。ごめんね。」

以下略



15: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/29(月) 22:22:20.91 ID:S+ugbOn20



「あー、確かに最近の泰葉ちゃん、演技がちょこっと不自然だもんね。」

以下略



16: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/29(月) 22:23:45.33 ID:S+ugbOn20



「P坊、お前の仕事はなんだ?泰葉ちゃん、おせっかいかもしれないけど少しだけこいつの話を聞いてくれないか?」

以下略



17:名無しNIPPER[sage]
2015/06/30(火) 01:47:54.47 ID:WEwWoE1DO
シリアスな先輩だ、やったー!


18: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/30(火) 22:13:32.36 ID:xC8JxgPb0

「アイドル…ですか?どうして急に。」

「俺さ、アイドルのプロデューサーやってるんだ。これ名刺ね。」

以下略



19: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/30(火) 22:21:23.30 ID:xC8JxgPb0

「他にも高垣楓ってわかる?」

「歌姫で有名な人ですか?」

以下略



20: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/30(火) 22:28:50.50 ID:xC8JxgPb0


「あの人もアイドルになって大分変わったと思うよ。」

「私もそう思います。」
以下略



21: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/06/30(火) 22:34:52.36 ID:xC8JxgPb0


「やってみたらいいんじゃないかな。」


以下略



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