過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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143:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 22:24:21.43 ID:UuQpesv2o
「やー、それは他のマネにお任せで……。わたしは葉山先輩にタオル渡す仕事なんで」
「隼人くん限定なんだ……」
横を見るとゆきのんはこめかみを押さえて俯きながら溜め息をついていた。その気持ち、ちょっとわかるよ、うん。
「はぁ……。一色さん、紅茶でも飲む?」
「え、あ、いいんですか?是非是非、いただきますー」
ゆきのんはお湯と茶葉を新たに追加し、ティーポットに注ぐ。
その動きは手慣れたもので、ゆきのんに似合う繊細な優雅さを感じる。あたしはたぶんこうはなれないんだろうな……。
「これで最後ね、買いに行かないと。あなたたちもおかわりはいかが?」
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