過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
1- 20
144:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 22:26:07.99 ID:UuQpesv2o
「ありがと、もらうよー」

「ん。頼む」

あたしとヒッキーがそれぞれ入れ物を差し出して紅茶を注いでもらう。
以下略



145:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 22:27:17.49 ID:UuQpesv2o
幸い紙コップは倒れていないが、ヒッキーは手を離して紅茶のかかった場所にふーふーと息を吹き掛けている。

「ああっ、ごめんなさい比企谷君。火傷していないかしら。どこにかかったの?冷やさないと……」

ゆきのんはヒッキーの手を取って自分の目の前にやり、心配そうな瞳でおろおろと何をすべきか迷っている。
以下略



146:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 22:28:03.37 ID:UuQpesv2o
「う、いや、そんな酷くないから大丈夫。心配いらん。それよりちょっと、もう離して……」

「え?あっ。ご、ごめんなさい。つい慌ててしまって……」

ゆきのんはパッと手を離すと、頬を赤く染めて俯いてしまった。
以下略



147:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 22:29:18.53 ID:UuQpesv2o
やっぱりそうだ。きっと前みたいな勘違いじゃない。

もうひとつ、あたしが変わったと思ってること。

それは、ゆきのんのヒッキーへの態度。そして、彼を見つめるその目。
以下略



148:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 22:30:17.31 ID:UuQpesv2o
ここまで

まだまだ続きそうです
よろしければ是非お付き合いを

以下略



149:名無しNIPPER[sage]
2015/07/06(月) 22:33:53.98 ID:h32uI0lHo
お疲れ様


150:名無しNIPPER[sage]
2015/07/06(月) 22:40:49.84 ID:YiIGzLjh0
乙です
いつも楽しみにしとります


151:名無しNIPPER[sage]
2015/07/06(月) 23:54:56.62 ID:ijkXR1M40
乙乙
モヤモヤするのう


152:名無しNIPPER[sage]
2015/07/12(日) 14:46:45.30 ID:ulrSSDYAO
続きたのしみ


153:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/12(日) 17:17:54.23 ID:KP3+ivsDo


まだ手に自分のものではない温もりが残っている。

先ほどの自分の行動を思い出すと鼓動が高鳴り、顔に熱がこもるのがはっきりとわかった。
以下略



154:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/12(日) 17:18:58.10 ID:KP3+ivsDo
「雪ノ下先輩でも動揺することってあるんですね」

考え事をしながらこぼしてしまった紅茶を拭いて後片付けをしていると、一色さんが意外そうに呟いた。

「私だって動揺することぐらいあるわよ、人だもの。一色さんの言葉が、その……あまりにも荒唐無稽だったから。比企谷君は養われる側なのだから、そんなに偉そうな態度の亭主になれるわけがないじゃない」
以下略



958Res/569.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice