過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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158:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/12(日) 17:24:14.83 ID:KP3+ivsDo
そうして迷い戸惑う私を先導するように歩く彼の姿は頼もしく、私が追うべき新たな光のようにも感じた。

だからこそ、そのあとの出来事に、彼のやったことに私の心は千々に乱れた。

彼と私が共有していると考えていた唯一のもの、それは共有などできていなかったと。

ただその考えは後になってから明確になったことで、あの出来事を目の当たりにしたときは得体の知れない不快感でしかなく、言葉にはできなかった。

その感情の本質は、本物ではないとはいえ、彼が他人に告白をするという行為に耐えがたい嫌悪感を抱いたということだったのだろう。

修学旅行から戻って部活を再開し、そこで願いを、祈りを込めてから彼に再度問いかけた。あなたの答えは、やり方はそれでいいのかと。


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