過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
1- 20
229:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/18(土) 12:45:18.92 ID:zVr0z0Ijo
段ボールはめぐり先輩の目の高さまであり、足取りも覚束なくて危なっかしいったらありゃしない。自然と俺も体が動き、立ち上がっていた。

「めぐり先輩、持ちますよ」

「あ、比企谷くん。えへへ、ありがとねぇ」

「いえ」

めぐり先輩から段ボールを受けとるとずしりとした重さが腕にのし掛かり、危うく落とすところだった。なにこれ……ダンベルでも入ってるの?

「ね、ついでで悪いけど、今からちょっとだけいいかな?伝えたいことがあるの……」

めぐり先輩は背伸びをして、俺が抱えている段ボール越しに、はにかむような笑顔で顔を見つめながら話す。

うおお……すげぇ威力だ。あどげない先輩の年下のような笑顔。いやもう年上とか年下とかなんでもいい。めぐりんという概念が凄い。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
958Res/569.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice