過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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233:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/18(土) 12:50:53.09 ID:zVr0z0Ijo
「そうですか……。めぐり先輩の思い出とか、そりゃ重いわけですよ。俺なんかには特に」

「比企谷くんもこれから自分の箱に増やしていくんだよ?」

「スカスカじゃないといいですけどね」

「大丈夫だよ、きっと。みんないい子だから。あ、こっち」

入ったのはめぐり先輩の教室ではなく、誰もいない資料室のような部屋だった。指示されるまま段ボールを棚の上に置いて一息つく。

汗ばんできた顔を拭おうとポケットに手をやると、借りていた由比ヶ浜のハンカチが出てきて少し狼狽えてしまった。

無言の時間が僅かに続いたが、めぐり先輩が先に口を開いた。

「あのね、わたしが比企谷くんに言いたかったのはね……」


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