過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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244:名無しNIPPER[sage]
2015/07/19(日) 03:55:28.70 ID:dZJjKQcU0
乙乙
丁寧に描写してあってじんわりくるね
245:名無しNIPPER[sage]
2015/07/19(日) 15:48:02.37 ID:QFFINmCD0
乙でございます
246:名無しNIPPER[sage]
2015/07/20(月) 09:47:08.39 ID:BrCvmRLoo
はよ、まだか?
247:名無しNIPPER[sage]
2015/07/22(水) 12:19:11.01 ID:PrJETpHAO
はよ
248:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/22(水) 13:34:32.45 ID:fOxhNJlpO
昼休みも半分程過ぎてしまったが平塚先生に呼ばれていたことを思い出し、購買に行く途中に職員室に寄ることにした。
なんの話だかわからないが、面倒なことはできるだけ後に回したくない。
249:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/22(水) 13:35:06.64 ID:fOxhNJlpO
平塚先生は俺の斜め向かいに座り、煙草に火をつけて美味そうに煙を吐き出した。俺はそれをじっくり待ってから口を開く。
「話ってなんですか」
「なに、別に大したことではないんだがね」
250:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/22(水) 13:35:42.27 ID:fOxhNJlpO
平塚先生は相変わらず具体性のない問いかけをしてくる。俺のどんな言葉に期待をして、俺と話したいと言っているのだろうか。
「どうだ、と言われても……。仕事するのは今日これからが初めてですよ。生徒会に入ってのこれまでは奉仕部と同じように、何もせず過ごしてただけです」
「そうか。奉仕部と同じようにやれているか」
251:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/22(水) 13:36:09.93 ID:fOxhNJlpO
「いや、来ていないよ。なぁ、比企谷」
平塚先生はそこで話を区切り、煙草を吸って紫煙を吐くと火を灰皿で揉み消しながら続きを話した。
「以前、ここで雪ノ下が生徒会長になるつもりだと話したとき、君はどうしようと思った?」
252:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/22(水) 13:36:49.62 ID:fOxhNJlpO
そんなあとからついてきた理屈なんかよりも先にあった拒否反応については口に出さなかった。
「そうか。だが今は、雪ノ下は生徒会長になり、由比ヶ浜も、比企谷も生徒会に入っているな」
「何か問題がありますかね」
253:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/22(水) 13:37:24.84 ID:fOxhNJlpO
そう言うと平塚先生は俺に満足げな笑顔を向け、二本目の煙草に火をつけた。俺の返答は正解だったのだろうか。
「まさか比企谷が生徒会に入るなんて思いもしなかったよ」
「似合わないとは思ってますよ、自分でも」
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