過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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258:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/22(水) 13:40:35.55 ID:fOxhNJlpO
「そういうのは自分ではわからないものだ。わかるのはもっと進んで振り返ってからだな。では今日からのイベント準備、雪ノ下を支えてやってくれ」

雪ノ下を支えるか。今の俺にできることがそう多くあるとは思えないが、言われるまでもなくできるだけのことはやるつもりだ。

彼女の生徒会長としての初仕事を失敗させたくないから。雪ノ下にだけ負担を押し付けるなんてことは、もうしたくないから。

「……はい。では失礼します」

「うむ」

ソファから立ち上がり一礼すると、平塚先生は片手で煙草を揉み消しながらもう片方の手を上げて返す。俺はそのまま職員室を足早に出た。


思ったより時間を取られてしまった。


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