過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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32:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/29(月) 22:29:11.14 ID:KG8R2sxio
けど、あどげない少女のような微笑をたたえる雪ノ下の姿を見たのは始めてだった。

思わず見とれてしまっていたが、由比ヶ浜が視線を向けたことに気がついたので一瞬で我に返り、慌てて言葉を繋ぐ。

「そ、そうか。最後にもう一度、繰り返しになるが確認させてくれ。お前は生徒会長になっても、それが負担になることはないんだな?」

「ええ。やっても構わない、と思っているわ」

構わない、という言葉を強調したように聞こえた。

ああ、こいつはこういう言い方しかできないんだ。やりたいなんてことは言えないんだ、きっと。

……昨日気がついてよかった。違和感というものは馬鹿にならないものだ。


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