過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
1- 20
362:名無しNIPPER[sage sage]
2015/07/30(木) 22:57:35.79 ID:RYx/9kaJo
今日あった出来事を思い返しながら歩くと、夜の乾いた風が体の芯まで染みる。

冷たい空気の侵入を防ごうと自転車の前でマフラーを巻き直していると、後ろから自転車のベルの音と声が聞こえた。

「比企谷、帰るとこ?ご飯いかないの?」

自転車に乗った折本は振り返った俺の顔を不思議そうに見ている。

真冬でも短いスカートから伸びる白い脚が眩しい。その短さで自転車というのはいろいろと危険が危ないしデンジャラスだと思います。

「……おお。俺はそういうのはパスだ」

だいたいパスしてるからパスなら超上手いぞ俺は。存在感もないし黒子になれる素質があるかもしれない。いや、存在感なさすぎでパスがこないから駄目か。幻すぎて試合中に部活から消え去っているまである。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
958Res/569.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice