過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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465:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 13:34:56.11 ID:3q9LfLs3O
私は、葉山君はそういったことを避けているのだとばかり思っていた。
彼は今も昔もみんなの葉山隼人で、人の輪の中心にいて、いつも期待に応えてきた人だ。
だから、特定の人と噂になりかねないような行為は極力避けてきたはずだ。
一色さんはサッカー部のマネージャーだし、言い訳が立つから気にしないだけだろうか。知っているのが私たちだけなら心配ないと思っているのだろうか。
それとも、いつの間にか彼も変わってしまったのだろうか。
だとしたら、私の時間だけが止まっているということだ。私以外の全ては変わっていき、私はいつも置いていかれる。
「雪乃ちゃん、帰るよー」
「……ええ。由比ヶ浜さん、比企谷君……また、明日ね」
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