過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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494:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/17(月) 05:51:37.93 ID:bDJjjpJNo
だから昨日俺は、帰りの駅の方向が陽乃さんたちと同じいろはを、人払いの目的で買い物に付き合わせた。いろははそれをおそらくわかっていない。

こうして、少しずつ罪悪感が増していく。俺がいい奴?冗談じゃない。他人を利用するだけ利用して、何も報いていない人間がいい奴なわけがない。

罪悪感は、自分を許すための免罪符だ。

「あ、隼人くん、あたしも手伝うよ」

結衣は席を立ち俺についてきてくれた。比企谷がこちらを横目で見たのがわかったが、無視しておいた。

「助かるけど、そっちはいいのか?」

「うん。あたしはあっちでやれること今はあんまないから……。あたし、ダメな子だからなー」

結衣は大袈裟に肩を落として情けなく笑う。


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