過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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628:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/06(日) 16:14:12.16 ID:Sv+8YbD5o


結局会議の時間ギリギリまで、俺と葉山の案を基本線にしてプレゼンの資料作りが行われた。

向かうべき場所が見えてからの雪ノ下はまるで水を得た魚のようだった。

自身でベースとなる叩き台を、と言っても今回は手直しする暇もなく叩き台のままだがそれを作成しながら、二手も三手も先を読んでいるかのような指示は淀みない。わかっていたことだが、やはり実務能力には目を見張るものがある。

それと、もう一つこれまでで新たにわかったことがある。もしかすると雪ノ下はリーダーには向いていないのかもしれない。人前に出たがらない、表だって指揮を取りたがらないのは、それを彼女自身がわかっていたからなのだろうか。

であるなら、今回生徒会長をやろうとしたのは、変わろうと、変えようとしたからではないのか。


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