過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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838:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/07(水) 07:40:50.90 ID:aeWauGybo
そうしていろいろやっている間は、考えなくても済んだ。いや、考えないようにするためにいろいろやっていた。

そして今、由比ヶ浜さんが来るまでにやることを終えて手持ち無沙汰になった。空白の時間が生まれてしまった。

本当はそんな気分であるはずがないのに浮かれていられるのは、熟睡できたのは、考えないようにしていたからだ。

彼の言葉の意味を。彼女の涙の意味を。私のしたことの意味を。



先日、彼の慟哭を聞いた。私の無様で惨めな懇願は、彼には届かなかった。

私を置いていかないで。あれが私の本心だ。

気の緩みと日差しの暖かさからついうたた寝をしてしまい、二人の声で目が覚めた時には、彼の口から核心に迫る言葉が紡がれようとしていた。


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