過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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839:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/07(水) 07:41:45.21 ID:aeWauGybo
まともな判断をする時間すらなく、慌てて彼の言葉を遮ってしまった。あの言葉の先にあるのは、彼が由比ヶ浜さんへさらに踏み込むためのものだと確信できたから。

最低だ。

彼の彼女への想いを感じていながら、よくそんなことができたものだ。

改めて考えるてみると、恐怖に近いほどの悔恨が体中を駆け巡り、胸に切り裂かれるような痛みが走る。

あの後、それでも私が普段通りでいられたのは由比ヶ浜さんの優しさがあったからだ。彼女はあくまで三人の調和を優先しようと、私を置いていかないようにしてくれているのがわかったからだ。

私の人生で二人目の、かけがえのない友達。

一人目は、もういない。私の不甲斐なさから失ってしまった。


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