過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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884:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/17(土) 16:42:09.97 ID:kAKMmD4ho
「私は今日は監督のみよ。昨日嫌になるほど作ったからもう作りたくないわ」

「そいやそうだな。……あいつらだけで大丈夫か?」

一色はともかく、先ほどの悲鳴の主でもある由比ヶ浜は。

「ええ、一色さんがいるし、彼女……由比ヶ浜さんも、問題ないと思うわ。凄く上達しているもの。一人で練習して、努力しているのでしょうね……」

雪ノ下は嬉しそうでもあり、寂しそうでもあった。

今まで頼ってくれた子が、急に一人でできるようになり助けを必要としなくなった。子の巣立ちを見る親のような気分なのかもしれない。

「……結衣も前に進もうとしてるんだろうな。やっぱり、変わらないものなんてないんだな」

葉山が誰に語りかけるでもなく呟いた。


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